ICOで成功した銘柄を紹介

ニュース

ICOで成功した銘柄を紹介

 

世界で最も熱い投資のトレンドといえば、ICOでしょう。2017年10月現在、ベンチャーキャピタルの総出資金額を超え、ICOによる資金調達が主流となっています。その中でも最も資金調達した金額が大きい銘柄がFILECOINの257億ドルです。現在の資金調達トップ3はこのようになっています。

順位ICO銘柄資金調達推定金額
1FILECOIN257億円
2TEZOS232億円
3EOS (STAGE 1)185億円

 

ICOで成功した暗号資産銘柄のストーリーをいくつかお伝えします。

 

Filecoinの成功

2017年8月11日に開始され、最初の1時間で約200億円の資金を調達しています。総額では約257億円となります。またICOだけでなく、ベンチャーキャピタル(VC)からも約55億円程の出資を受けました。今後の資金調達のトレンドとして、ICOとVCのハイブリット型の調達は増えていくでしょう。

FilecoinのICOは、資金調達プラットフォーム「CoinList」を使用して実施されています。CoinListは「SEC(米国証券取引委員会とは、投資家保護および公正な証券取引を目的として、設立された、独立の連邦政府機関。)の規制に準拠したICOを行うためのプラットフォーム」で、ここでICOをすることで、よりクリーンなイメージのICOを実施し、注目を集めました。

このクリーンなICOの需要というものは、今後も増えていくでしょうし、ICOのハードルも上がり、グレーなICOの資金調達は埋もれていくことでしょう。

Bancorの成功

6月12日からBancorのICOが開始、暗号資産イーサリアム(Ethereum)のネットワークの下で資金調達を始め、3時間で153億円を調達し、当時のICO市場の記録を塗り替えて大きなニュースとなりました。Bancorはイーサリアム(Ethereum)をベースに作られているトークンで、スマートコントラクトの仕組みを利用し、他の暗号資産同士を、自動で交換できるシステムです。

通貨によって、売買したい値段が異なっているため、これをプログラムが自動的に数学的プログラムを使って解決することで、より円滑に取引を回すことができる暗号資産になります。Bancorは暗号資産同士の取引所を作ろうとしており、このやり取りにBancorが使われる、ということになります。

 

Braveの成功

Braveはわずか30秒で、独自の通貨Basic Attention Token(BAT)を10億枚売却し、約40億円を調達したとして話題になりました。Mozilla前CEOのブレンダン・アイク氏が設立したブラウザ開発企業がBraveです。

現状のネット広告のシステムに本質的な問題があると考えている彼は、ブロックチェーン技術を使って広告システムを効率化できるシステム構築論を提唱してきた。Braveのプロジェクトの目的は、ブロックチェーン技術により現在の広告システムをより円滑で効率的なものに刷新することです。

Braveは広告詐欺の抑制、マイクロペイメント、電子商品の購入にもBATが使えるよう研究を重ねているようです。また、将来的にBraveのブラウザ上でコンテンツを読むだけでお金を稼ぐことができるようにしたいと考えているようです。

 

ICOで成功する5つのポイントとは?

 

日本のスタートアップ企業ALIS(東京都渋谷区)が、ICOで4億円近い資金調達した際のインタビューから、ICO成功の5つのポイントを紹介します。

1. ホワイトペーパーをしっかり準備する
2. 法律の問題をクリアする
3. スマートコントラクトを実装できるエンジニアを確保する
4. 取引所に上場するなどして、トークンの流動性を確保する道筋をつくる
5. コミュニティをつくる

 

マーケティングを担当する水澤貴さんは、「調達した資金の大きさは、出資者に対する責任の重さでもある。たくさんの資金を集めたことが良かったのか悪かったのか、それを決めるのは、これからの僕らの行動だ」と語っている。

出典:https://www.businessinsider.jp/post-105173

ICOではどんなにプロジェクトが良くても、ブロックチェーンシステムやスマートコントラクト技術がなくては始まらない、その技術者の確保が急がれますが、日本には現在エンジニアが不足しており、企業が1から育て上げなくては行けず、時間もお金もかかっている現状です。時間を早めるために、ICO禁止の各国から優秀な人材を確保することが求められています。

 

【参考記事】

ICOの一位の企業はどこか?

ICO初心者がやってしまうこと

 

Written by 酒井 和