ビットコイン(Bitcoin)マイナーの世界のパワーバランス

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世界のパワーバランス

ビットコイン(Bitcoin)のマイニング市場は、日々激戦を繰り広げています。

今やビットコイン(Bitcoin)のマイニングを個人で行うことはほぼ不可能に近いほどレッドオーシャン化しており、マイニングプールを組んだチーム戦でしか太刀打ちできない状況です。

ではどんな団体がマイニングを行っているのでしょうか。
またどの国が強いのか?規模は?そして日本のマイニング集団の存在、その勢力は?

ひとつづつ見ていきましょう。

 

マイニングプールの勢力図

圧倒的に多い中国系企業

現在マイニングに参加している企業は20社(団体)以上存在し、そのほとんどが中国系企業(団体)と言われています。

特にシェア率10%以上保っている企業はほぼ中国が運営しており、全てを足すと余裕で全体の50%を超えるシェアを獲得していることになります。

この事実はとても脅威です。

もし不正を行おうとすれば、中国のみが国単位でデータの改ざんを行えるからです。

ここ数ヶ月で各国の団体が参入してきていますが、パワーバランス自体は未だ崩れていません。
これは後発参入でのTOPシェア獲得がどれだけ難しいかを物語っています。

ただここ数ヶ月だけを見ても1社あたりのシェア率は下がっており、全体的に分散の傾向にあります。
近い未来パワーバランスが崩れる可能性は非常に高く、その動向から目が離せない状態です。

マイニングが行われている地域

「マイニングに適した地域」というのが存在します。

細かくは様々な理由が挙げられますが、主な理由としては2つ考えられます。

電気代が安いこと

マイニングには大量の電力を消費します。

当然、1円でも安いにこしたことはありません。

マイニングプールによっては、自家発電施設を並行稼働しながら行うところもあるくらいで、その消費電力はマイニングを行う上で一番大きな問題であるとされています。

涼しい気候であること

そして涼しい気候であることが挙げられます。

マイニングを行うASICという機械は大量の電気を消費します。そしてASICは機械ですので電気を使えば当然熱を発します。
このASICを冷却する装置を動かす電気代もまた、「電力問題」を悩ませるひとつなのです。
例えば赤道に近い地域で冷却装置を動かすのと、北極に近い地域で冷却装置を動かすのとでは、圧倒的に後者の方が電力消費量を抑えることができるということなのです。

マイニングは涼しい国で行われている

以上の理由から、マイニングは比較的涼しい気候の国であり、且つ電気代が安い国で行われていることがわかります。

例えば中国であれば、電気代は日本の5分の1程度で収まりますし、ロシアであれば6分の1程度になります。

現在多くのマイニングプールが集まる地域としては中国の北部や、アイスランド、スウェーデンなどに集中していると言われています。

 

国内企業が新たな旋風を巻き起こす

GMOインターネット、DMM.comの新規参入

先日、GMOインターネット株式会社や株式会社DMM.comがマイニングに参加することを発表しました。

DMM.comは2017年10月から、GMOインターネットは2018年を予定。いづれも30億円以上の巨額な資金をかけてTOP10入りを目指す意気込みです。

具体的な時期等の情報公開はありませんが、一般公募にてクラウドマイニングを行うとのことで、更なる期待を集めています。

 

国内に広がる小規模マイニングプール

また、北海道や岡山などでマイニングプロジェクトが進んでいるという噂を耳にします。

SBIホールディングス株式会社もマイニング事業には前向きに検討をしており、無名企業も含めると日本の力も期待できるとして見ることができます。

こういった期待の持てる話や昨今の中国規制などを見ると、今後のパワーバランスは崩れていく可能性は大いにありえるのです。

今後の日本企業の動きに期待したいところです。

 

まとめ

☑ 主要マイニングプールの多くは中国系企業(団体)
☑ シェア率は分散してきている
☑ 日本企業が参入することでパワーバランスを崩せる可能性がある

 

 

written by yuta takahashi