Bitcoin、8,900ドルを超える高騰!2019年の高値記録を更新

Bitcoinが再び取引高と最高値を更新。
Bitcoinの価格は、デイリーチャートの強気パターンから抜け出して2019年に再び最高値を更新し、8,905ドルに達しました。日本円にしておよそ97万円になります。
CoinMarketCapのデータによると、価格の上昇は24時間取引高の大幅な上昇を伴い、全体で103億ドル増加しました。
アルトコインではBCH、EOS、ETH、XRP、LTCなどが24時間ベースでそれぞれ7%上昇しており、中でも LCTが12%の高騰を見せ、8月にある半減期も高騰の要因の1つとなっております。
さらに、時価総額は2018年8月3日以来の最高値である2,681億ドルにまで上昇しています。一方、アルトコインの時価総額は60億ドルまで上がっています。
BTC上昇の背後にある理由
暗号市場は主流の機関投資家が最近のBitcoinに関する主要なニュースや他の暗号資産、ブロックチェーンに興味を示していることに影響を受けているようです。企業が顧客向けの暗号資産取引サービスを開始しており、最近のニュースだと アメリカの通信大手AT&Tは電話料金の支払いにBitPayを利用できるようにする意向を発表しました。
大手企業が導入し、ユースケースが増えることによりビットコインの採用レベルが上がるので、価格も上がっていきます。
ETFの承認が先送りになりましたが、これは時間の問題と言えるでしょう。
ただ、今月の上がり具合をみると、遅かれ早かれ、投機家は火力を使い果たし、その点に達すると、ビットコインは再び急落する可能性があります。上昇はかなりいっぱいに見えますので、Bitcoinは今までになく危険に見えるので、短期トレードをする際は注意が必要です。

このニュース、
伊藤が解説します。
ビットコインが日本の心理的な節目である100万円に近づきました。
投資家が多いので、暗号資産市場では非常に楽観視した発言が目立ちます。まだまだ伸びると予想している方もおります。
反面、企業の立場からするとどこまで上がるか分からないという不安もあります。
どんな企業であっても、こんなにボラティリティがある(1日で10%も価値がズレる)資産をどれだけ保有すればよいのか悩みます。
暗号資産市場はすでに金融商品から、ビジネスのプラットフォームへ進化しつつあります。
もちろん期待が高まることは良い事ですが、 期待が先行することは企業にとってリスクになるため、このような相場が続くことは暗号資産が市場に浸透する機会を遠ざけてしまいます。 過ぎたるは猶及ばざるが如しというように、何事も適度な範囲が決まっております。
2019年に市場に参加した方も多く、彼らが市場の価格を押し上げているのは間違いないでしょう。
2020年、2021年とこのままの新規の流れが続けば今の高騰は維持ができますが、市場参加者が止まるようであれば一旦価格の好転もストップします。 市場は常に冷静に判断をする必要があります。
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