Binanceがハードウェアセキュリティキーの使用を許可するようになりました

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暗号資産のハッキングとサイバー攻撃の増加により、暗号資産取引を行うユーザーにとってセキュリティーとプライバシーはとても重要な問題となります。

そこで、この問題を対処するために世界最大の暗号資産取引所Binanceはユーザーがプラットフォームにアクセスするためにハードウェアセキュリティーキー「Yubikey」の導入を発表しました。

YubiKeyとは、アメリカ・スウェーデンを拠点とするYubico社が開発した認証デバイスで、キーボードデバイスとして認識されるため、全てのOS、全てのブラウザに使用でき、ハードウェアトークンにあるボタンを押すだけで、パスワードを生成、入力できるハードウェアキーです。

ハードウェアウォレットは、ハードウェアウォレットデバイスにある物理的なボタンを使ってすべてのトランザクションを認証する必要があるため、オンラインサイバー攻撃の危険性がなくなるので、セキュリティーの高さから人気が集まっています。

このハードウェアウォレットの原理を活かしYubiKeyを使用することでBinanceプラットフォームの取引を認証することができます。

Binanceは、公式ブログで、デスクトップとモバイルの両方のWebサイトがこの新機能をサポートすると述べています。どの取引所も常に2段階認証を推奨しています。これは不正ログインと送金を防ぐためのセキュリティーで、「SMS」と「Google Authenticator」を使って取引を行っていますが、さらにセキュリティー向上のためハードウェアセキュリティーキーの導入を決めました。

ハードウェアセキュリティーは、Binanceが現在使用しているソフトウェアベースのオプションよりも優れていると考えられています。SMSとGoogle Authenticatorはモバイルデバイスを使用して認証するという利便性を提供しますが、リモートハックによって侵害される可能性が常にあります。しかし、ハードウェアボタンがあることで多少の面倒な作業が必要になりますが、 ハッカーによるアクセスを不可能にすることができるので、取引をより安全に行えます。 

使い方や設定はこちらを参照にしてください→設定方法はこちら
また、YubiKeyの購入はこちらからです→YubiKeyを購入する

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

暗号資産のセキュリティはすべてオンライン上で完結していたので、ここにオフラインを入れることでより強固なものになります。

セキュリティと使いやすさというのはトレードオフの関係になっており、どれだけ簡単な仕組みにしても作業が1つ加わるので使いやすさという点ではマイナスになります。

しかし、保有している資金の量を考えれば積極的に導入するべきでしょう。

今回導入が決まったハードウェアセキュリティも実際に数千円程度費用が掛かり、購入、設定という手順を踏むため導入しない方も一定数存在するかもしれません。

  このようなセキュリティを対応せずに何かトラブルが起きた場合、取引所としては保証やサポートの対象外となることもあるため、コインオタク読者の皆さんにはぜひ積極的に導入をして欲しいです。 

まだまだ市場は過渡期であり、これからも新しいものを導入しては検証するというながらになると考えられます。新しい市場だからこそ良い経験と思って導入される仕組みは体験してみましょう。

 

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