米国市場はBinance Coinに一時的な影響を与える可能性があります

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取引量の観点から最大の暗号資産取引所の「Binance」は今大変な時期を迎えています。

近い将来、Binance Coin(BNB)はアメリカ国内での取引ができなくなり、  Binanceの取引量が減少する可能性があります。 

SEC(米国証券取引委員会)の安全保障の解釈により、アメリカからの取引所のユーザーは、Binance Coin(BNB)が利用できなくなりユーザーが脱退する可能性があるので、取引所の取引量がさらに減少することが予想され、これを書いている時点では、BNBは前週と比較して12%強(12.1%)少ない取引で取引されています。

しかし、BinanceがFacebookのstablecoinである「Libra」を上場することを計画しているようです。

この動きはBinanceのトークンへの興味を復活させ、一時的に価格を引き上げる可能性があります。Binanceの戦略責任者である「Gin Chao」氏は、「Facebookとの話し合いが開始されていて、彼らのプライベートチェーンは非常に楽しみにしている」と述べており、また、Binanceは米財務省傘下のFinCEN(金融犯罪取締ネットワーク)に登録する送金業者であるBAMと提携し、アメリカ市場に特化した取引所「Binance US」を設立すると明らかにしています。

設立時期はまだ明らかになっていませんが、Binance USが開設されたらアメリカユーザーの資金が流れてくるので取引量減少は一時的なものと見られるでしょう。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

海外の大手暗号資産取引所バイナンスは外部環境をうまく取り込んで先手先手でビジネスを進めております。

ビジネス環境としては決して楽ではないこの市場にも関わらず、市場をけん引するほどの勢いがあるバイナンスはしばらくは業界TOPとして君臨し続けるでしょう。

今回の大きなきっかけの一つは米国での暗号資産の取り扱いです。

日本だけでなく米国でも暗号資産に関しては、規制を設ける方向で動いております。政府からすると暗号資産という産業はどれほど既存の金融業界にダメージを与えるものかを判断しきれておりません。

既存の金融業界は中央集権管理により生み出した「信用創造」という富が存在し、ブロックチェーン市場には作られた信用創造は存在せず「実体の富の流れ」があるだけです。

  法定通貨には仮想の富があり、仮想通貨は実際の富のみを記録しているという対極の関係となっております。 

バイナンスが世界金融となると不都合が出るため、今後もバイナンスやFacebookなど既存金融を脅かす存在になるプロジェクトに対して規制がかかるでしょう。

それを打ち破るほどの熱意が彼らにはあり、市場に参加する身としては期待を寄せております。

 

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