DMM Bitcoinがリップル(XRP)の現物の取り扱いを開始


暗号資産取引所「DMM Bitcoin」は7月10日の18時から暗号資産「リップル(XRP)」の現物の取り扱いを開始することを発表しました。
メンテナンス後の18時より、「現物取引」にてXRP/JPYの取引が可能となります。
DMM Bitcoinは現物取引では「ビットコイン(BTC)」と「イーサリアム(ETH)」の2種類のみで、レバレッジ取引の種類の多さが日本一となっており、「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「ネム(XEM)」「リップル(XRP)」「ライトコイン(LTC)」「イーサリアムクラシック(ETC)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」の7種類の通貨を対応しており、 入金や出金、取引手数料の安さが特徴の取引所 です。
5月31日にモナコインがコインチェックに上場した際にはモナコインの価格が大きく上昇しました。国内の取引所に上場すると上昇傾向が見られており、今現在もビットコインは140万円に価格を伸ばしていますが、リップルの価格は下落続きです。
今回のDMM Bitcoinに上場することがリップルの価格に対し影響が出てくるのか、まだなんとも言えないですが、国内取引所の取り扱い通貨が増えることにより、国内の暗号資産市場における流動性と認知度の向上が期待されます。

XRPの現物売買できるようになりましたが、価格への影響はほとんど見られません。
暗号資産取引所へ銘柄が上場すると価格が上がるという事が認識されておりますが、取引所へ上場するだけではやはり不十分です。
また、XRPに至っては現物売買できない取引所の方が少なく、日本の1取引所が取り扱いを介したところで流動性や価格への影響は軽微でしょう。
とはいえ、XRPの取り扱いが開始されればされるほど、信用は増しますのでこの一つずつの活動には大きな意味があります。
XRPは信者と呼ばれるほどの熱狂的なファンが多いですが、彼らが存在することがXRPの振る舞いにとってプラスには働くことは事実です。
取引所やウォレットや決済などの今後市場に提供されるサービスはXRPの導入によりコミュニティの活性化を見込むことができます。今回のDMM Bitcoinの対応で着目するべきは、XRPの価格が上がったかではなく、取引所コミュニティが活性化されたかどうかでしょう。
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