米証券取引委員会(SEC)は、3つのETF承認を延期

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米証券取引委員会(SEC)は、3つのビットコイン上場投資信託(ETF)の承認を再び延期し、10月まで先送りしました。

今回延期の対象となったのはVanEck・Bitwise・Wilshire Phoenixの3つの企業で、VanEckとBitwiseに関しては3回目の延期となるので、これ以上の延期はできません。承認についての最終判断はVanEckが10月18日、Bitwiseが10月13日となり、Wilshire Phoenixに関しては9月29日となっています。

SECは昨年、ウィンクルボス兄弟が申請したETFの上場申請を却下し、これまでに申請されたETFのいずれも承認されていません。

延期になった理由は明らかになっていませんが、SECは暗号資産市場における取引所による詐欺行為や市場操作、投資家保護の欠如などを懸念し、ETFの可否判断を延期、拒否してきました。

これらの懸念点が改善されれば、ETFは個人投資家と機関投資家の参入を促すものになるので、ビットコインの価格上昇に繋がり暗号資産市場が活気付くと言われていますが、以前にウィンクルボス兄弟のETFが否決された時はビットコインの価格が暴落したことがあったため、10月の最終期限に再度延期になった場合も同じように暴落する可能性があると見ています。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

暗号資産市場をかき乱すETFの話題です。

米国で暗号資産ETFの審査が通り、ETFサービスが始まると暗号資産市場に金融業界の資金が流れることになり市場規模が大きくなると期待されております。

その期待から、米証券取引委員会(SEC)がETFを承認するか否かがビットコイン価格に大きく影響する相場が続いてきました。

この相場もだんだん落ち着きを取り戻してきたため、市場ではあまり期待をしていないという声が多いです。

だからこそ、  ETFの承認が通る可能性が存在します。 

もちろんまだ十分金融商品とは言えない環境であり否認される可能性もありますが、ETFの承認が市場から着目されなくなってきたという事は米証券取引委員会(SEC)にとってみればリスクが軽減された状況と言えるでしょう。

投資家は常に市場と反対の思考を持ちます。

大多数がもう期待ができないなと思っているところにこそ、チャンスを見出しましょう。

 

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