国内の暗号資産取引所であるZaifとフィスコ仮想通貨取引所が統合へ

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国内の暗号資産取引所であるZaifとフィスコ仮想通貨取引所を運営する株式会社フィスコ仮想通貨取引所は、この2つの取引所を統合すると発表しました。

統合する理由は、事業の効率的な運営を目的としており、統合の具体的なスケジュールに関してはまだ決まっておらず、詳細が決まり次第、メールおよび本ブログ上で再度周知を行います。

フィスコ仮想通貨取引所がなくなりZaifに統合されるので、フィスコ仮想通貨取引所に資産を預け入れているユーザーの口座は暗号資産と日本円の残高が全てZaifに移管されます。この移管作業は同社が行いますが、作業期間中は出金の手続きに時間がかかる恐れがあるため、入出金が再開している通貨についてはユーザー自身でZaifに送金することを推奨し、さらに、統合の際には再度本人確認が必要になる可能性もあるため、住所などの個人情報については最新のものに更新するよう呼びかけています。

もともと、取引所の統合について3月28日に開示した有価証券報告書にて2019年中に統合予定を報告していましたが、フィスコ仮想通貨取引所は6月に金融庁から業務改善命令を受けていたので、もしかしたらこれも統合の理由の一つかもしれませんね。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

Zaifのハッキング騒動から尾を引く騒動がやっと着地しそうです。

もともとZaifがハッキングされたときにフィスコ仮想通貨取引所がZaif事業を譲渡され、スムーズに移管が完了すると思いきやもう半年以上も経ってしまいました。

この期間の間に日本国内ではもう一件ハッキングが起きるなど、取引所ビジネスを行う上で環境は良いとは言えない状況が続きます。

Zaif事業譲渡を承諾していないユーザーには返金対応がされておりますが、この返金対応も2019年8月31日までが最終となりそうです。

今回はハッキングがきっかけとなった事業統合ですが、今後は経営環境の悪化から事業統合をする取引所も出てくるかもしれません。

 

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