ビットコイン現物先物取引のBakkt(バックト)が取引開始へ!!

ビットコインの現物先物取引である「Bakkt」は当初の予定通り。23日に正式に立ち上がりました。
Bakktの先物は現在提供されているCMEのビットコイン先物と違い、現物での引き渡しが可能な取引所となっており、先物を買った後に売って買売益を得るのではなく、日別で取引するデイリータイプと月別のマンスリーの2種類から選び、期日後に現物のビットコインを売買する方式です。
公式ツイートによると、日本時間の午前9時に10,115ドルで順調に取引が開始されています。
Bakktは個人投資家ではなく機関投資家が対象となるため取引量や流入額が非常に大きいものとなり、ETFを含めビットコインの先物取引は市場に大きく影響されると言われてきましたが、Bakkt開始によるビットコインの価格変動は今のところ見られませんが、取引開始後の資金流入を受け、機関投資家の「温度感」と「需要」の高さを実感していると明らかにしています。
今後は暗号資産のペイメントサービスやカストディ業務の展開を行なって行く予定です。

このニュース、
伊藤が解説します。
ビットコイン先物取引が開始されました。
肝心の1カ月物のビットコイン先物価格は現物価格よりも数%高い価格で取引が継続しております。
償還は2019年10月17日となり、この償還日に向けて価格がどう動くか市場の注目が集まります。
また、初日に売買量は僅3000万円弱であり、市場へ与えるインパクトはまだ大きくありません。
この取引量も数十億円/日の桁が無ければ先物取引としての価格の正当性はなく、Bakkt社がこれからどのように市場で価値を提供していくか期待が高まります。 ETFや先物などビットコインを取り巻く環境は日々金融化にシフトしており、投資家の認識も市場に合わせていく必要があります。
今後市場はプロ化することは間違いなく、個人投資家としては情報を正しく仕入れる方法を確立しておく必要があるでしょう。
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