Ripple社の国際送金サービスxRapidが名称変更へ

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Ripple社が従来の国際送金が抱える問題を解決するために開発したプロダクトであるxRapidの名称とシステムが変更されました。

先日、アイスランドを拠点にする暗号資産取引企業Algrim社を買収した際に発表したニュースで、XRPを使用してクロスボーダーでの支払いを行うシステムに従来用いていたxRapidではなく「ODL(On demand liquidity)」と表記しており、さらにRipple社で働く社員のツイートにより正式に明らかとなりました。

このツイートによると、従来のx系(xCurrentやxRapid)の個別プロダクトから、RippleNetというネットワーク基盤の中で流動性のオプションとしてODL(On demand liquidity)を選択できるフレームワークとなっています。

ODLは名称が大変わったもののシステム自体には大幅な変更はなく、RippleNetの顧客はXRPを使用して3秒で2つの通貨をブリッジすることができます。これにより、取引の両側で現地通貨で迅速に支払いを送受信できます。

ODLの実用化については各国の規制状況に準拠し、従来のRippleNetを採用している金融機関は将来的にシームレスでODLに切り替えることができ、新規企業に対してもRippleNetに参入しやすくなりました。

今後もRippleNetに参加する企業は増えてくるでしょう。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

リップル社の国際送金サービスがリブランディングされることになりました。

改めてリップル社の国際送金の仕組みとXRPの目的が明確になったことで、市場はプラスに反応し、XRPの価格も10%ほど上昇を見せました。

肝心の旧サービスとの変更点は名前以外には特にはなさそうです。

xCurrentとxRapidの利用者の違い、目的の違いを明確するために、xCurrentとODL(On demand liquidity)と分かりやすい分け方をした可能性があります。

今回のODL(On demand liquidity)の方はXRPの価値を高めるサービスとしてとても重要な役割を担っております。

xCurrentは同じ国際送金であってもメジャー通貨を対象としておりXRPを間に挟むことなく通貨同士で送受信が完了します。

ODL(On demand liquidity)は国際送金の中でもマイナー通貨を対象としており、流動性の担保の為に、ブリッジ通貨としてXRPを利用します。

XRPホルダーとしては、ODL(On demand liquidity)の利用ニーズが高まることに期待です。

 

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