CardanoグループのIOHKとNew Balanceが提携

先週のドコモ5Gオープンパートナープログラムへの参加に続き、またしてもCardanoにビッグニュースがありました。
なんと、CardanoグループのIOHKと世界的に有名なスニーカーブランドであるNew Balanceが提携し、Cardanoブロックチェーンを用いた真贋鑑定用パイロットシステム、NB Realchainのテストを開始します。
NB Realchainでは、商品購入者がCardanoブロックチェーンに購入情報を登録します。本システムによる鑑定とは、販売された全製品に関し、第三者により販売されたものを含め、デジタル処理により正規品であることを証明できるということです。
このブロックチェーンシステムは先日発売されたバスケシューズ「OMN1S」に採用されており、このシューズの購入者にIDとチップが埋め込まれている「Realchain card」が配られ、New Balanceのアプリで所有権を登録し、ブロックチェーン上に記録され確認することが可能となります。
NB Realchainが採用されているOMN1Sは現役NBA選手が使用しており、普段履くタイプでも人気があるため、ブロックチェーンによって真贋情報が得られるのは購入者にとっては非常に喜ばしいことであり、今後も商品とブロックチェーンを組み合わせたサービスは普及してくるでしょう。

ブロックチェーンが実用化される事例が増えてきました。
今回はスニーカーブランドのニューバランスの取り組みということもあり身近に感じる方も多いでしょう。
この真贋鑑定はブロックチェーンの得意分野です。
真贋鑑定は製品製造技術が成熟してきた今後の社会では非常に重要です。製品の高品質と高クオリティを追求するにしても限界があり、見分けのつかないコピー品は市場にあふれております。
コピー品を良しとする社会にしてしまうと市場に生まれる商品価値は著しく毀損することになります。
真贋鑑定は近い将来全てのブランド(ハイブランドかどうかに関わらず)にとって必須となるでしょう。
コピー品の法律は今後確実に厳しくなり、消費者も自身が犯罪やトラブルに巻き込まれないようにするための自己防衛を身につける必要があります。
ブロックチェーンの本来の価値が世の中に浸透することで、正しい社会を作ることが可能となります。
Related Articles
この記事を書いた人
