暗号資産取引所DX.Exchangeが閉鎖すると発表

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エストニアに拠点を置く暗号資産取引所DX.Exchangeは取引所を一時的に閉鎖すると発表をしました。

閉鎖する理由として、「必要なレベルのセキュリティ、サポート、およびテクノロジーを提供するコストは、経済的に実現できない」とし、現在、合併先や売却先を探しています。

DX.Exchangeは今年の1月にオープンした取引所で、米ナスダックのシステムを活用し暗号資産と株(証券)を融合させたデジタルストックと呼ばれる顧客が大手企業の株式を間接的に購入できるよサービスを提供する予定でした。

現在、DX.Exchangeは全ての暗号資産の入金と取引を停止しており、取引のオーダーはキャンセルされています。

悪質な取引所によっては突如閉鎖され出金ができなくなる場合もありますが、DX.Exchangeはユーザーの資金は安全であり、公式サイトで出金要請を促しています。ただし、いくつかの手順が必要な上、出金申請が11月15日までなのでこの取引所を使用していた方は急いで出金しましょう。

今年に入ってから取引所の閉鎖が目立ってきました。直近だと草コイン取引で有名なCoinExchangeがDX.Exchangeと同じ理由で閉鎖を発表しています。また、韓国の取引所の9割が経営破綻の可能性が出てきています。

今後も暗号資産だけではなく乱立した暗号資産取引所も淘汰されていくでしょう。

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

DX.Exchangeはビジネスの継続が難しくなり取引所サービスを終了すると発表しました。

多くの暗号資産取引所が乱立した時期に、正しい運営であることをアピールし米ナスダック社のシステムを活用したことで市場に受け入れられたDX.Exchangeでしたが、サービスの継続で壁にぶつかってしまったようです。

暗号資産のサービスは実現できない夢を語るホワイトペーパー競争が始まり、サービスをリリースするだけでも評価をされていた時期がありますが、当然ですが継続し収益を上げなければ投資家に還元することができません。

多くの暗号資産プロジェクトが陥ってしまったのはこの点でしょう。

サービスを作ることばかりに意識が向き、ビジネスとして継続することがおろそかになってしまったプロジェクトは非常に多いです。

サービスリリースから1年ほど経過すれば、いかに収益を継続してあげることが難しいかを体感します。

DX.Exchangeの撤退発表は氷山の一角かもしれません。

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