BitfinexとTether社が新たにワシントン州で集団訴訟の申し立てを受けました

海外ニュース

暗号資産取引所Bitfinexは、新たにワシントン州の連邦裁判所にて集団訴訟を提起されたことを明らかにしました。

今回の訴訟はBitfinex側に事前に知らされることなく申し立てが行われたようで、BitfinexとTether社が対象となり、訴訟の内容としてBitfinexとTether社が共謀して暗号資産市場の価格を操作したという主張です。

Bitfinex側は今回の訴訟を「根拠のない告発」と否定し、和解に応じることなく全面的に対抗する姿勢を示しています。

しかし、BitfinexとTether社への訴訟は今回が初めてではなく、今年10月にも同じ内容でニューヨークで集団訴訟が起こされました。

Tether社が発行するUSDTは、世界のステーブルコイン市場の80%を支配しており独占状態にあることが問題視されており、さらにUSDとペッグするというのは嘘で裏付けられていないUSDTを大量に発行して暗号資産市場の価格を操作し1兆4000億ドルの損失を出したと批判され訴えられています。

Tether社はこの集団訴訟に対して、取り下げ申請を行っている状況です。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

テザー社のUSDT問題は、暗号資産が世界に認められるほど過熱するでしょう。

本来であれば政府機関が行っていることを民間企業が代わりに行っている為、排除対象となっております。

市場からすれば、テザー社は市場拡大の立役者であり、恩恵を受けた投資家は多いでしょう。

USDTの情報を把握し、トレードをして利益を稼いでいた方々はそろそろその手法は終焉を迎えそうです。

今後は同じステーブルコインでも分散することが考えられます。新たにステーブルコインに関する規制を設ける可能性もあります。

旧市場のメインプレイヤーが変わる潮目では、市場規模が縮小するように見えるかもしれませんが、その先の未来には大きな拡大が期待できます。

 

あわせて読みたい

BitfinexTether社から受け取った1億ドルのローンを返済

Bitfinex(ビットフィネックス)とテザー社はゴールドにペッグするステーブルコインと新たな暗号資産オプションのローンチを発表