イギリスで暗号資産を対象とした新しいデジタル銀行が年内に設立予定

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イギリスで暗号資産を対象とした新しいデジタル銀行が2020年前半にローンチされる予定です。

この新しいデジタル銀行は「Ziglu」と呼ばれ、デジタルチャレンジャーバンクであるスターリング・バンクの共同創業者であり元最高技術責任者(CTO)のマーク・ヒッパーソン氏が設立します。

スターリング・バンクはロンドンに拠点を置くモバイル専用のデジタルチャレンジャーバンクであり、当座預金口座およびビジネスバンキングを運営しています。チャレンジャーバンクとは新規に銀行免許を取得し、主にモバイルで金融サービスを提供する銀行のことを言います。

Zigluは1つの口座で複数の法定通貨や暗号資産を保有することが可能で、通貨間は自由に交換ができ、インターバンクレートで両替をすることができます。また、暗号資産については複数の取引所を比較してその時の最良の価格で取引することが可能です。

さらにマスターカードのデビットカードでZigluに保管している暗号資産を含む全ての通貨で世界中で決済することも可能になるようです。

口座はイギリス居住者のみ無料で開設できますが、今後は他の国も展開予定となっております。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

暗号資産取引所と暗号資産銀行の垣根がなくなってきております。

銀行は資産の預け先、取引所は資産の交換先という認識が一般にはありますが、暗号資産を担保にした貸付はまだ世の中には少なく、暗号資産銀行はモデルとして暗号資産トレードを提供する必要が出てきます。

暗号資産銀行が法定通貨の銀行業のように貸し付けがビジネスとなる場合、同時に暗号資産資金調達(一般的にはSTOと呼ばれる)の産業が拡大する必要があります。

ニワトリが先かタマゴが先かと言われることが多い新規市場ですが、暗号資産市場はどんどんスピードを増して加速していきます。

トークンの時価総額だけで判断すると市場の成長率を見誤る可能性があります。

今後も関連産業は全世界で立ち上がっていくでしょう。

 

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