SBIとGMOがテキサス州にてマイニング事業を開始予定

SBIホールディングスとGMOインターネットが、ビットコインのマイニング事業を開始することがわかりました。
両者はドイツのマイニング企業である「Northern Bitcoin」の子会社「Whinstone」と契約し、テキサス州ロックデールにある同社施設でマイニングを数カ月以内に事業を開始する予定です。
本件はブルームバーグにより報じられましたが、Northern Bitcoin、SBI、GMOの広報担当者は内容に関するコメントを控えています。
ロックデールにあるマイニング施設の稼働開始時の初期容量は300メガワットで、年末までに1ギガワットに達すると述べました。これは、現段階では世界で最大と考えられ、世界最大のマイニング企業であるビットメインが運営するマイニング施設の3倍以上の容量となります。
ロックデールにはビットメインのマイニング施設もあり、カナダのブロックチェーンソリューション企業であるDMGと提携し、2018年から施工していました。
テキサス州は安価な電力と再生可能エネルギー、特に風力発電が豊富にあることからマイニング施設として選ばれています。

ビットコインの価格の上昇、暗号資産市場の規制緩和に伴い、再びマイニングの産業が盛り上がってきております。
今回提携をした「Northern Bitcoin」グループは、世界最大のビットコインマイニング施設を建設中です。
投資家からするとマイニングはすでに過去のものとして、投資対象にしていない方も多いです。
事業としては今がリスクと収益を考えたときに一番の参入時期であり、暗号資産関連事業者以外にもマイニングに参入する企業が増加することが考えられます。
2020年を迎え、それだけビットコインの評価が変わってきたのは事実です。
プレイヤーが変わるとルールが変わります。特に市場に長くいる投資家は、今後参入してくる企業動向にはアンテナを立てるようにしましょう。
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