暗号資産XRPを使用しAmazonのギフトカードが購入できるようになります

アメリカで、暗号資産XRPを使用しAmazonのギフトカードが購入できるようになります。
昨年10月に暗号資産決済プロバイダであるBitPay(ビットペイ)がRipple社の投資部門であるXpringと提携し、XRP決済のサポートを開始したことでBitPayユーザーはXRPを保管・送金することが可能となり、XRPでギフトカードの購入が現実化しました。
Bitpayでサポートされている企業はAmazonだけではなくBurger King、DoorDash、Domino、GameStop、Home Depotなどの小売店や飲食店に対応しており、BitPayのアプリをダウンロードすることで購入することで、これらのギフトカードを購入できるようになります。
現時点では、このギフトカードサービスはアメリカのみとなっていますが、XRPはUSDT、BTCの次にUSDでの取引が多いため、今回のサポートによりXRPの利用が増えるだろうと期待されています。
Amazon自体は暗号資産での決済を受け入れてないですが、暗号資産の決済企業である「Monn社」はビットコインを、「CLIC Technology社」とブロックチェーンインフラストラクチャプロバイダー「Opporty社」はイーサリアムを、それぞれ独自の開発したブラウザ拡張機能を使用して決済することを目指しています。

Amazonのギフトカードと交換ができるという事は、かなり利用シーンが広がります。
暗号資産決済は法定通貨決済と比較し不必要であると判断されることが多いですが、それは法定通貨がまだ使える状況であるためです。
経済が不安定になれば法定通貨は政府のコントロールにより利便性が損なわれる可能性が十分にあります。
その時に暗号資産決済の導入を進めても遅く、あらかじめ準備をしておく必要があります。
今の法定通貨で利用しているシーンが全て暗号資産でカバーできるところまで世の中は進んでいくでしょう。
日頃、決済をしているシーンを思い浮かべ、まだ暗号資産の決済が組み込まれていない分野があればそれは新規参入の余地があります。
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