シンガポール金融管理局(MAS)は決済サービス法を施工します

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シンガポールの中央銀行であるシンガポール金融管理局(MAS)は、決済サービス法を施工すると発表しました。

この法律はデジタル決済や暗号資産取引を行うユーザーや企業を対象としたマネーロンダリングおよびテロ資金供給対策に対応するもので、今後暗号資産を取り扱う事業者はMASにライセンスを申請し登録する必要があります。

この施行はライセンスとコンプライアンスの問題から電子ウォレットや暗号資産取引などの革新的な決済について規制を明確にすることで、暗号通貨取引のアジアの主要な国である日本とのギャップを埋める動きとなります。

日本に拠点を置く暗号資産取引所Liquid(リキッド)とイギリスの暗号資産取引所Lunoはライセンスの申請を計画している企業で、Liquid(リキッド)は現地の子会社であるQuoine Pteを通じて申請します。

上位50の暗号取引所のうち20がアジア太平洋地域にあり、昨年上半期のビットコイン取引の約40%を占めていました。

暗号資産取引所Binanceはライセンス取得についてコメントは拒否していますが、水面下で動いている可能性があります。

 

伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

 

暗号資産の取引、決済に関する政府認可のライセンスはどの国のものを取得するかで、その後のビジネスに大きく影響をします。

日本国内の事情では政府は信用足るものという認識がありますが、他国では政府のエビデンスであっても信用が低いこともあります。

暗号資産のライセンスを先行して発行していた国の多くは、国自体の信用力が低いこともあり、ライセンス取得がプラスに働かなかったということがありました。

今回のシンガポールのニュースのようにしっかりとエビデンスの効力のある国が暗号資産ビジネスを後押しすることで、いままで準備していた企業が大きく動き出す期待があります。

 

 

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