【チャート分析】ビットコイン9月安値割れで5週続落へ、来週のアメリカCPIが利上げの分岐点

この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。

強い雇用統計で12月利上げ観測が高まり9月安値を割り込んだビットコインは最後のサポートである7.5万ドルを守れるかが10日火曜日のアメリカCPI次第となる局面です。

テクニカルスナイパー
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テクニカル分析、直近1週間の相場関連ニュース解説、来週の注目イベント、そしてトレード戦略と価格予想までぜひご一読ください。

ビットコインチャートテクニカル分析

11月1日日曜日のビットコインは7.8万ドル台でスタートしました。4日水曜日のアジア時間にはアメリカ中間選挙の開票が進むなかで売られ、75,600ドルまで下落しています。その後は急反発し、一時8.1万ドルを回復しました。

しかし5日木曜日、AI関連の規制論や業績懸念からアメリカのハイテク株が急落し、ビットコインも連れ安で反発分をすべて失いました。

6日金曜日はアメリカの雇用統計が予想を上回って金利が上昇し、9月の安値を割り込む74,900ドルまで下落しています。7日土曜日の朝は7.5万ドル台で推移しています。

下落の主因はハイテク株安と12月の利上げ観測の強まりです。5日木曜日だけで12.7億ドルが清算され、その大半はレバレッジをかけたロングでした。ETFからも資金が流出しており、ボラティリティの高い相場が続いています。

チャート上では長期の移動平均線である200日線(76,500ドル)を下回りました。この水準と8万ドルが当面のレジスタンスラインです。

9月安値の7.5万ドル付近が最後のサポートラインで、ここを明確に割ると7.3万ドルが視野に入ります。

短期トレードでは1時間足のRSIの売られすぎからの戻りやMACDの反転を待ちつつ、戻り売り(ショート)が優勢な局面です。週足分析では今週は5週連続の陰線となる可能性が高く、中期の下落トレンドは継続しています。

価格に影響するファンダメンタルズ要因

ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。

直近1週間の主なニュースと市場の反応

6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。終値は前日比237ドル33セント(0.46%)安の5万1285ドル73セントだった。消費関連株やディフェンシブ株の一角が売られ、ダウ平均を押し下げた。一方、前日に大幅安となった人工知能(AI)関連銘柄は上昇して相場を下支えした。

日本経済新聞

6日金曜日に発表されたアメリカの10月の雇用統計では雇用者数が16.5万人増と予想の5.9万人を大きく上回り、失業率も4.1%に下がりました。これで12月に利上げされるとの見方が強まり、NYダウは237ドル下げました。

一方、前日に急落したAI関連株は買い戻され、ナスダックは1%上がっています。ビットコインは株安と利上げへの警戒に押されて一時74,700ドルまで下がり、9月中旬の安値を割り込みました。清算額は10億ドルを超えています。

チャートでは7.4万ドル台がサポートライン、日足の200EMA(指数平滑移動平均)がある76,500ドル付近がレジスタンスラインです。

中長期では週足分析で、価格が移動平均線を下回る弱い流れが続くかを確認し、短期トレードでは1時間足のRSIやMACDで売られ過ぎからの反発を見極めてロングかショートかを判断したいところです。

ロングの投げ売りでボラティリティが高まりやすいので、レバレッジは抑え、損切りを徹底しましょう。

今後1週間の注目イベントと見通し

来週の焦点は10日火曜日夜のアメリカの10月CPIと13日金曜日のPPIです。雇用統計が予想の3倍の16.5万人増と強く、CPIも上振れれば12月利上げ観測が再燃し、ドル高・金利上昇でビットコインの重しとなります。

AI関連株の動向やETFからの資金流出にも注意です。ビットコインは8万ドル回復に失敗し、7.5万ドル台まで下落しました。

チャート上は7.5万ドルがサポートライン、8万ドルがレジスタンスラインで、割り込めば一段安、CPIが落ち着けば8万ドル再挑戦が想定されます。週足分析では下落トレンドが続き、指標前後はボラティリティが急拡大しやすい。

短期トレードは1時間足で移動平均線とMACD、RSIを確認し、ショートは戻り売り中心、ロングは7.5万ドル付近の下げ止まり確認後に限定したいところです。レバレッジは低く抑え、損切りを徹底すべきです。

上昇した場合のシナリオ

ビットコイン相場がここから上がった場合、早くて1か月でまずは80,000ドルに到達し、それを抜ければ84,000ドルが見えてきます。現物を保有しているだけでも+5%ないし+10%の利益が期待できます。

下落した場合のシナリオ

ビットコイン相場がここから下がった場合、こちらも早くて1週間で66,000ドルまで落ち、それも割れば64,000ドルが見えてきます。レバレッジ1倍のショートを打てば+12%ないし+15%の利益が期待できます。

ロング・ショート別の売買戦略

ロング戦略(買い)
エントリー:77,000ドル以下

利確:80,000ドル、84,000ドル

損切り:74,000ドル

ワンポイントアドバイス:

三尊否定になれば爆上げ、損切りも浅く置けますが、どこまでいっても逆張りエントリーです

ショート戦略(売り)
エントリー:73,500ドル以上

利確:66,000ドル、64,000ドル

損切り:81,000ドル

ワンポイントアドバイス:

損切り位置が遠いので、もう少し引き付けてからエントリーすべきです

今後の相場に向けたまとめと行動指針

ビットコインは4日水曜日のアメリカの中間選挙開票中に75,600ドルまで売られた後、一時81,000ドルを回復しました。

しかし5日木曜日のハイテク株急落で反発分を失い、6日金曜日は雇用統計が16.5万人増と強く、12月利上げ観測が高まったことでロング清算やETF流出も重なり、9月安値を割る74,900ドルまで下落しました。

現在は7.5万ドル台です。日足200MAを下回り、週足は5週連続陰線の公算です。7.5万ドルがサポート、76,500ドルと8万ドルがレジスタンスです。

10日火曜日のCPI、13日金曜日のPPIが焦点で、戻り売り中心にレバレッジは抑えたいところです。


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この記事を書いた人

テクニカルスナイパー

トレーダー/経営者 Xフォロワー4万人超えインフルエンサー 為替や暗号資産のFXトレーダーとして長年にわたり実績を持ち、講師としても豊富なキャリアを誇る。 これまで数多くのトレーダーを育成し、投資家として幅広い層から高い信頼を獲得。 また、不動産・美容・メディアなど多角的な事業にも携わり、経営者としても活躍。 サンフランシスコ留学やシンガポール在住といった国際的な経験を背景に、世界を舞台にビジネスを展開している。 著書『テクニカルスナイパー式 ビットコイン&ドル円 全身武装のFX』はAmazonランキ ング1位を獲得。

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