【チャート分析】ビットコイン2週続落でETF流出9億ドル、FOMC前に防衛線を守れるか

この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。

ETFからの資金流出と利上げ観測で2週続落したビットコインは82,000ドル前後で方向感を欠き、27火曜日から28日水曜日にかけてのFOMCを前に81,700ドルの防衛線を守れるかが焦点です。

テクニカルスナイパー
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テクニカル分析、直近1週間の相場関連ニュース解説、来週の注目イベント、そしてトレード戦略と価格予想までぜひご一読ください。

ビットコインチャートテクニカル分析

10月16日金曜日のビットコインは米国株安につれて下落しました。週末には一部取引所で半導体連動の永久先物が急落し、その影響で一時下押ししました。

12日月曜日から18日日曜日にかけての週足は前週比2.25%安で、2週続落です。週足分析では82,500〜82,800ドルの支持帯を下抜けて引けており、この水準が今後レジスタンスラインに変わる可能性があります。

19日月曜日は原油安とアメリカの金利の低下でリスク回避が和らぎ、83,000ドル台まで反発しました。清算の7割がショートで、踏み上げが上昇を後押ししたとみられます。

ただ、83,000ドルより上は売りが厚く押し戻され、20日火曜日朝は82,000ドル前後です。

チャート上は81,700ドル付近のサポートラインで3度下げ止まっており、短期トレードではここが防衛線です。RSIは48前後で中立、方向感はまだ出ていません。

1時間足ではMACDがゴールデンクロスするかどうかと、83,000ドルを上抜けたときの出来高が確認材料です。81,000ドルを割ると76,000ドルまで視野に入ります。

その場合はレバレッジをかけたロングの清算でボラティリティが再び拡大しやすい点に注意が必要です。80,000ドル付近の日足50MAは上回っており、中期の支えとして機能しています。

価格に影響するファンダメンタルズ要因

ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。

直近1週間の主なニュースと市場の反応

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が27日〜28日の会合で追加利上げに動くとの観測が強まり、ビットコインは15日に一時8万ドルを割り込んだ。

NADA NEWS

アメリカのビットコイン現物ETFでは10月12月曜日から16日金曜日の週に2億2860万ドルが純流出し、前週とあわせた2週間では9億1000万ドルが流出しました。

9月のCPIとPPIがともに予想を上回り、インフレが再び強まると受け止められたことが原因で、27火曜日から28日水曜日にかけて行われるFOMCで追加利上げがあるとの見方が強まっています。

ビットコインは15日木曜日に一時8万ドルを割り込み、イーサリアムのETFからも資金が流れ出ています。チャートでは80,000ドルがサポートライン、85,000ドル付近の戻り高値がレジスタンスラインです。

中長期では週足分析で移動平均線を下回ったまま推移するかを確認し、短期トレードでは1時間足のRSIやMACDで売られ過ぎからの反発を見極めて、ロングかショートかを判断したいところです。

FOMCの前後はボラティリティが急に大きくなりやすいので、レバレッジは低めに抑え、損切りの位置を前もって決めておきましょう。

今後1週間の注目イベントと見通し

今週はFRBがブラックアウト期間に入り、注目は21日水曜日発表のメタ・テスラ決算などハイテク株の動向、23日金曜日の日本全国CPIとアメリカのPMI速報値、そして27日火曜日・28日水曜日のFOMCがあります。

ビットコインは80,000〜87,000ドルのレンジ内で82,000ドル前後を推移し、81,700ドル付近で3度下げ止まりました。

チャート上は80,000ドルがサポートライン、83,000〜84,000ドルがレジスタンスラインで、AI株が持ち直せば87,000ドル再挑戦、決算失望なら80,000ドル割れの展開も想定されます。

週足分析では2週続落でレンジ下限寄り、FOMC前はボラティリティが急拡大しやすいでしょう。

短期トレードは1時間足で移動平均線とMACD、RSIを確認し、ロングは82,000ドル付近の押し目、ショートは84,000ドル手前の戻り売りが基本です。レバレッジは控えめに、FOMC前の持ち越しは慎重にいきましょう。

上昇した場合のシナリオ

ビットコイン相場がここから上がった場合、早くて1か月でまずは86,000ドルに到達し、それを抜ければ94,000ドルが見えてきます。現物を保有しているだけでも+5%ないし+15%の利益が期待できます。

下落した場合のシナリオ

ビットコイン相場がここから下がった場合、こちらも早くて1週間で76,000ドルまで落ち、それも割れば68,000ドルが見えてきます。レバレッジ1倍のショートを打てば+7%ないし+16%の利益が期待できます。

ロング・ショート別の売買戦略

ロング戦略(買い)
エントリー:86,750ドル以下

利確:86,000ドル、94,000ドル

損切り:79,500ドル

ワンポイントアドバイス:

全体的に高値が切り下がっている点に注意です

ショート戦略(売り)
エントリー:80,150ドル以上

利確:76,000ドル、68,000ドル

損切り:84,300ドル

ワンポイントアドバイス:

いつ崩れてもおかしくないので早めにエントリーすべきです

今後の相場に向けたまとめと行動指針

ビットコインは16日金曜日に米国株安につれて下落し、週足は2.25%安の2週続落となりました。CPI・PPIの上振れでFOMCでの追加利上げ観測が強まり、現物ETFからは2週間で9億1000万ドルが流出しました。

19日月曜日は原油安と金利低下にショートの踏み上げも加わり83,000ドル台まで反発しましたが、上値は重く現在は82,000ドル前後です。81,700ドル付近で3度下げ止まっており、ここが短期の防衛線です。

今週はハイテク株決算、23日金曜日の指標、27火曜日から28日水曜日にかけてのFOMCが焦点です。レバレッジは抑え、FOMC前の持ち越しは慎重にしたいところです。


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この記事を書いた人

テクニカルスナイパー

トレーダー/経営者 Xフォロワー4万人超えインフルエンサー 為替や暗号資産のFXトレーダーとして長年にわたり実績を持ち、講師としても豊富なキャリアを誇る。 これまで数多くのトレーダーを育成し、投資家として幅広い層から高い信頼を獲得。 また、不動産・美容・メディアなど多角的な事業にも携わり、経営者としても活躍。 サンフランシスコ留学やシンガポール在住といった国際的な経験を背景に、世界を舞台にビジネスを展開している。 著書『テクニカルスナイパー式 ビットコイン&ドル円 全身武装のFX』はAmazonランキ ング1位を獲得。

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