イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、「暗号学的世界コンピュータ」という新たなイーサリアムの将来像を公開しました。
単なるブロックチェーンではなく、ブロックチェーンと現代暗号技術を組み合わせ、検証・プライバシー・分散処理を担うシステムへ進化するというものです。AI時代にブロックチェーンがどのような役割を担うのか。これを独自のジャーナリズムで解説します。

The cryptographic world computer|2026年9月28日
ヴィタリック・ブテリン氏は2026年9月27日、「The cryptographic world computer」を公開しました。将来のイーサリアムについて、単なるブロックチェーンではなく、ブロックチェーンと現代暗号技術を組み合わせたハイブリッド型のシステムへ進化すると説明しています。
現在のイーサリアムは汎用計算、PoS、ゼロ知識証明、L2などを備えていますが、今後はFOCIL、EIP-8288、Lean Consensus、形式検証、プライバシーを含むmempoolの改善などが予定されています。
2027年に予定されるHegotáについては、従来型としては最後の「通常のフォーク」になる可能性があると説明。それ以降は再帰的STARK、形式検証、高度なコンセンサス、量子耐性などを取り入れ、2030年に向けて「暗号学的世界コンピュータ」への移行を進める構想を示しています。 :chatgpt-content-reference{index=”0″}
AI時代にブロックチェーンは必要なのか、ヴィタリック氏が描く世界コンピューター
イーサリアム創業者ヴィタリック氏が語るブロックチェーンの世界コンピューター論が昨日公開されました。ぜひ、日本の政治中枢にいる方には目を通して欲しい内容です。
ブロックチェーンが最高!金融やインターネットが変わる!という漠然としたものではありません。AI時代にブロックチェーンなしでどうするの?という問題提起でもあります。
ブロックチェーン不要論はみなさん得意でしょう。銀行の方が安心。今の世界で十分満足できる。今を生きると考えればその通りで、今のブロックチェーンを無理くり使っているユーザーは無駄なことをしていると見えます。
では、AIも不要でしょうか?AIは便利だと感じる人の方が多そうです。では、AIは脅威でしょうか?最近のAIの暴走は、本当に人類が制御できるのかどうか不安になりますね。
AIが脅威だったら使うのをやめる?おそらくやめません。AIを制御する方法を人類は探すはずです。その中で、ブロックチェーンと暗号技術によって計算や処理が正しく実行されたかを検証できるという話です。
AIが困る点は、AIの思考に人間が追いつかないことです。AIが正しいのかどうかすら人類にはわかりません。そこで、AIなどが行った計算や処理が正しく実行されたかを数学的に検証する技術として、ブロックチェーンと暗号技術が再評価されるという話です。
AIが回答をしました。人類は一応納得するものの、本当かどうかは疑心暗鬼です。そこに、計算や処理が正しく実行されたことを暗号学的に検証できるエビデンスが添えられます。それを見て、人類はAIが決められた処理を正しく行ったことを確認できるというものです。
ブロックチェーン技術がどのような形で人類に恩恵をもたらすかはまだ未知数です。しかし、必ずこの技術は役に立つと確信しております。
イーサリアムの技術進化とETH価格は別問題
役に立つこととETHの価格が上がることはまた別問題なのでご注意ください。技術を理解することは、投資チャンスを見つけやすくし、最新技術の採用を判断するのに役立ちます。
このアドバンテージを最大限活かす方法を見つけるということも投資の一つです。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
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