この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。
8万ドルの節目を守ったビットコインは押し目買いの好機ですが、来週のアメリカCPI次第で8万ドル割れか8.7万ドル再挑戦かが分かれる局面です。

ビットコインチャートテクニカル分析
今のビットコインチャートは調整から反発して再上昇に向かうところです。

前回の記事更新から一気に8.7万ドル突破かと思われましたが、4時間足でつけた3つの高値が徐々に切り下がり、流動性も下がっていたことで一段落ちる展開となりました。
8.2万ドルを割っても下髭をつけて戻すというのが理想的な展開でありましたが、やや売り込まれたという印象です。しかしそれでも8万ドルの安値を守れているのは御の字と捉えています。
ここから3連休に入るのでこの8万ドルを守り切れるかどうかがポイントになります。私個人は8.2万ドルを抜けた今のビットコインを現物で買うことはなく、あくまで先物一本で利益を取りに行きます。
直近安値の8万ドルは心理的サポートでもあるので、ここを背にロングが入れやすい状況です。いわゆる典型的な押し目買いです。調整が入ったことでリスクリワード1:1以上の利確めどを置くこともできるようになりました。
私ならキリ良く、そして最高値一歩手前の8.6万ドルに利確を入れます。
価格に影響するファンダメンタルズ要因
ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。
直近1週間の主なニュースと市場の反応
金融庁は10月7日、無登録業者との取引に関する注意喚起ページを更新した。公表している暗号資産(仮想通貨)交換業者の警告一覧には、「IZAKA-YA(イザカヤ)」や「Bybit(バイビット)」の運営会社などが掲載されている。
金融庁は10月7日水曜日、無登録業者への警告一覧を更新し、BybitやIZAKA-YAの運営会社を掲載しました。海外取引所で高いレバレッジをかける国内投資家に注意を促した形です。
一方、相場を動かしたのはアメリカの金利上昇と原油高です。ビットコインは8.5万ドルのレジスタンスラインを割り込み、高値圏で積み上がったロングの投げを巻き込んで8日木曜日に一時8.1万ドル割れまで下落しました。
ボラティリティが高まっており、8万ドルが次のサポートラインとして意識されます。短期トレードでは1時間足のMACDとRSIで下げ止まりを確認してから入り、急落後にショートを追いかけるのは避けたいところです。
中長期では週足分析で主要な移動平均線を守れるかが焦点です。レバレッジは低めに抑え、損切りを事前に決めておきましょう。
今後1週間の注目イベントと見通し
来週の最大の焦点は10月14日水曜日の夜のアメリカのCPI、続く15日木曜日のPPI・小売売上高です。
FOMC議事要旨で年内追加利上げ姿勢が示され、ビットコインは8.7万ドル突破に4度失敗し8.1万ドル前後まで下落、ETFからも資金流出が続いています。
CPIが上振れなら8万ドルのサポートライン割れ、下振れなら8.4万ドル回復から8.7万ドルのレジスタンスライン再挑戦の展開が想定されます。
週足分析では3週続伸後の反落で上値の重さが鮮明です。発表前後はボラティリティが急拡大しやすい。
短期トレードは1時間足で移動平均線の向き、MACDのクロス、RSIの過熱感を確認し、ロングはサポート付近の反発確認後、ショートは戻り売りでレジスタンス付近を狙いたいところです。
ロング清算が続く局面のため、レバレッジは抑え、損切り位置を事前に決めて臨むべきです。
スイング目線で考えるビットコイントレード戦略
ビットコインのスイングトレードを前提に、今後の値動きを想定した売買戦略を整理します。上昇・下落それぞれのシナリオと、ロング・ショート別の考え方をもとに、低リスクでの取り組み方を解説していきます。
上昇した場合のシナリオ
ビットコイン相場がここから上がった場合、早くて1か月でまずは86,000ドルに到達し、それを抜ければ94,000ドルが見えてきます。現物を保有しているだけでも+5%ないし+15%の利益が期待できます。
下落した場合のシナリオ
ビットコイン相場がここから下がった場合、こちらも早くて1週間で76,000ドルまで落ち、それも割れば64,000ドルが見えてきます。レバレッジ1倍のショートを打てば+6%ないし+21%の利益が期待できます。
ロング・ショート別の売買戦略
利確:86,000ドル、94,000ドル
損切り:80,000ドル
ワンポイントアドバイス:
直近で下げましたが、むしろ健全な押し目だと捉えています
利確:76,000ドル、64,000ドル
損切り:87,400ドル
ワンポイントアドバイス:
下髭で76,000ドルまで下げる可能性はあっても64,000ドルは現実的ではないので、急落時には早めの利確を推奨します
今後の相場に向けたまとめと行動指針
ビットコインは8.7万ドル突破に4度失敗し、アメリカの金利上昇と原油高、FOMC議事要旨での年内追加利上げ姿勢、ETFからの資金流出を受けて一時8.1万ドル割れまで下落しました。
それでも心理的節目の8万ドルは守っており、3連休中にここを維持できるかが焦点です。私は現物は買わず先物で、8万ドルを背にした押し目買いを狙い、利確は8.6万ドルに置きます。
来週は14日水曜日のCPI、15日木曜日のPPI・小売売上高に注目で、上振れなら8万ドル割れ、下振れなら8.4万ドル回復から8.7万ドル再挑戦が想定されます。レバレッジは抑え、損切りを事前に決めて臨みたいところです。
このような分析はコミュニティにて日々発信しています。より詳しい分析情報をタイムリーに受け取りたい方はぜひコミュニティにご参加ください。
▶︎詳しく見る
▶︎参加する