仮想通貨

東京オリンピックの影響。イーサリアム(Ethereum)の価格を予想

2017.10.22

東京オリンピックの影響。イーサリアム(Ethereum)の価格を予想

～2020年東京オリンピックでイーサリアム(Ethereum)の価格が上がる理由～

断定はできませんが、イーサリアム(Ethereum)の金額が2017年10月現在の値段よりも、高騰するのは間違いないと予測しています。便利な暗号資産で決済出来ないお店より、換金する必要のない暗号資産で支払い可能なお店の方が、外国人が使いたくなる時代が、もう目の前に来ているのです。現在ではビットコイン（Bitcoin）で支払いの出来る店舗が増えており、
が26万店舗で可能になったというニュースが流れました。
しかし、今後時価総額第2位のイーサリアム(Ethereum)にて決済の出来る店舗も徐々に増え、2020年には相当数の店舗で、複数の暗号資産決済が可能になるはずです。理由は以下になります。

1.　ボーダーレスの暗号資産の決済が非常に便利
2.　暗号資産2.0、イーサリアム(Ethereum)の実力
3.　暗号資産に対する規制、法案の整備

1.　ボーダーレスの暗号資産の決済が非常に便利

今や、暗号資産で決済できるお店の数も爆発的に増えてきており、ビットコイン（Bitcoin）や暗号資産を耳にすることが多くなってきているかと思います。店舗に行けば、スマートホンでQRコードを読み込むだけですぐに決済が完了します。お金を取り出して、お釣りをもらう作業が発生しません。
また、海外在住の方は両替をする必要が無く、現金が余ってコインだけ無駄に持って帰ってくることがなくなるのです。海外主張の多い方は世界中のコインをお持ちの方も多いでしょう。ただ、課題もあり、少額の決済にはまだ手数料が高いこともあり、更に安くする必要がありますが、時間の問題で解決されるでしょう。

2.　暗号資産2.0イーサリアム(Ethereum)の実力

「プルーフ・オブ・ステーク（PoS）」と呼ばれる、マイニング手法はビットコイン（Bitcoin）とは違い、コインを持っている割合で、取引の承認の割合を決める公平な手法です。ビットコイン（Bitcoin）では、仕事量によって承認の割合を決めるため、個人が、スーパーコンピューターを使用する企業には勝ち目はありません。
暗号資産の管理は、分散管理システム「ブロックチェーン」が採用されていますが、イーサリアム(Ethereum)は「スマートコントラクト」という、ビットコイン（Bitcoin）にない機能が付随しています。これは、取引と同時に、決められた契約内容も自動で執行される仕組みになっており、今までペーパーワークしていた契約作業などを省くことを可能にします。これにより、不動産売買がボーダーレス化されたり、早く、透明性も向上するなど多くのメリットが享受できます。

3.　暗号資産に対する規制、法案の整備

今後、海外の法規制や暗号資産に対する規制を横目に、日本はじめ各国である程度のルールが整備されてくるはずです。
現在、ICO（Initial Coin Offering（新規公開通貨））の注目が非常に加熱していますが、それによる詐欺なども多発しています。今後、ICO規制が増加したり、その他小規模コインが使用されなくなり淘汰される時期がやってくるでしょう。
そうなれば、現在トップ３の通貨は、形はどうあれ残って行くでしょう。特に、先に説明したイーサリアム(Ethereum)はスペックが高いため、小規模通貨や、ビットコイン（Bitcoin）などから更に資金が流入してくるものと思われます。

イーサリアム(Ethereum)の価格を予想

それではイーサリアム(Ethereum)の価格を予想ですが、株価やFX同様に正確に予測するのは至難の業です。しかし、先行して市場に出ていたビットコイン（Bitcoin）を参考にしてチャートを見てみると、4回程大きな山を作りながら高騰しています。
一方、イーサリアム(Ethereum)も高騰はしているものの、何度も大きな山を作っている状況ではありません、今後何度か山を作って、高騰していく可能性が非常に高いと言われています。筆者は3年後には少なくとも現在のビットコイン（Bitcoin）の値段である50万円程度は超えてくるものと考えています。