AI関連の未公開株トークンが急落し、Web3市場で大きな話題となっております。
これを独自のジャーナリズムで解説します。
今回問題となったのは、アンソロピック社やOpenAI社のIPO前未公開株と連動するとされるトークンです。
未公開株と聞くと期待感が先行しやすいですが、Web3市場では「本当にその権利が存在するのか」という点まで確認しなければなりません。
AI・Web3・未公開株投資が交差することで、これまで以上に複雑な金融商品が増えております。

アンソロピックとOpenAIの未公開株連動トークンが40%以上急落、無効警告を受け|2026年5月16日
ソラナ基盤のプラットフォーム「PreStocks」が発行するアンソロピックおよびOpenAIの未公開株連動トークンが急落したと報じた。
CoinGeckoによると、OpenAI PreStocksは約46%下落、アンソロピックPreStocksは約42%下落したという。
急落のきっかけとなったのは、両社が相次いで発表した警告だ。
アンソロピック社は、取締役会承認のない株式譲渡は無効であり、SPVやトークン化証券を通じた取引も例外ではないと説明。
OpenAIも未承認取引について米国証券法違反や株式無効化の可能性に言及した。
PreStocksはSPVを通じて未公開株を保有し、その間接エクスポージャーをトークンとして発行する仕組みを採用している。
一方で、裏付け資産の監査レポートは未公表であり、流動性不足も問題視されている。
また、トークン化された未公開株商品には議決権や配当権などは存在しない。
未公開株トークン化とWeb3市場のリスク
今後、同様のトラブルが続く見込みです。
最先端のAI技術を持つアンソロピック社のIPOを巡って、未公開株トークンの売買が有効か無効かが論点となっております。
形式上、IPO予定の未公開株のトークンが売買されることは起こりうるため、IPOや未公開株そのものがすぐに問題になるわけではありません。
投資家は、何をもとに本物の未公開株かを判断するのかという問題が、ブロックチェーン上でトークン化しても解決できていないことを表しています。
実際には、本物かどうかを追求しない投資家の民度の低さも影響しております。
いくつかのプラットフォームでは、騒動となっている未公開株トークンについて「価値を保証しません」という注意文を添えて提供しております。
Web3市場は自由度が高いため、同じプラットフォームでとてつもなくリスクの高い商品が平気で並んでおります。
よく理解していないものに手を出すと、大きな損失を被る可能性があるので注意が必要です。
Web3市場で増えるトークン化商品の注意点
Web3市場では、世間で話題になったものはすべてトークン化されます。
IPO予定の未公開株も当然のようにトークン化されました。
しかし、中身には注意が必要です。
本物ではないものが多数紛れている恐れがあります。
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