この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。
ビットコインは強気トレンドの兆しを見せロング優勢ですが、重要イベントであるFOMC前後には高いボラティリティが予想されるため、発表通過後の市場環境を見極めた上で中長期的な押し目買いを狙うのが賢明です。

ビットコインチャートテクニカル分析
今のビットコインチャートは4時間足以下で非常に好調となっており、週末でもさほど調整することはありませんでした。

1週間前から比べても大きく伸びていることが確認でき、ここ2週間は強気相場入りの前兆といえる値動きとなっています。特に下落転換パターンが現れなかったことで順調にトレンドが進みました。
基本的にはロング目線ですが、これまでのバブルとは違ってマイナーコインや草コインの淘汰が顕著になるとみられ、銘柄によっては積極的にショートすべきものもあります。具体的にはORDI・SOON・TRUMPなどです。
総じてレバレッジをかけた短期トレードで利益の取りやすい相場になりつつあるので現物投資家の方もこのタイミングで参戦されることをおすすめいたします。
ビットコインは1時間足で76,700ドルないし74,700ドルに損切りをおいてロングを放置しておくのが良いでしょう。

週足分析では代表的な移動平均線である200EMAの反発が明確であることを根拠に買い目線を持っていますが、なかにはまだ懐疑的という方もいらっしゃるようです。たしかに私も日足の底固めには少々不安を持っています。
しかし週足MACDとRSIでも底打ちゴールデンクロスとなっているため、上昇するのはやはり時間の問題だと見ています。まだ78,500ドルのレジスタンスラインを突破していないのでまずはここに注目していきましょう。
価格に影響するファンダメンタルズ要因
ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。
直近1週間の主なニュースと市場の反応
アメリカとイランの停戦延長によってビットコインは底堅く推移しており、今後の鍵は和平交渉とFOMCとなる見通しです。
米・イランの和平交渉が再開し、進展が確認される場合にはリスク選好が回復し、BTCは上値を試す展開が想定される。この局面では、足元で蓄積しているショートポジションの解消が重なりやすいと指摘され、8万ドル(約1278万円)水準の突破が一つの分岐点となる可能性がある。同水準を明確に上抜けた場合には、ショートスクイーズを伴い、200日移動平均線が位置する8万ドル台半ばから、節目となる9万ドル近辺(約1358万円〜1438万円)まで上昇余地が広がる可能性がある。
私はちょうどロシアとウクライナの戦争と同じ構図になるとみており、良くも悪くも市場の関心が離れていくでしょう。
もちろんトランプからすれば中間選挙での勝利は必達ノルマであるため、それまでにアメリカ株と仮想通貨を上げてくるはずです。
一方、ゴールドやドル円の上昇にはあまり関心がないと思われ、原油についても下げを呼ぶような動きを見せてくるでしょう。
FOMCについてはほとんどノーマークです。5月15日にパウエルが退任し、ウォーシュが就任するため、それまでは金利据え置きはもちろん、市場に対する発信も現状維持になるとみられます。
今後1週間の注目イベントと見通し
4月28日から5月4日は4月29日のFOMC(米連邦公開市場委員会)という今年前半最大級の重要イベントを軸に市場が大きく動く1週間です。
FOMCでの政策金利発表やパウエル議長の会見は市場の方向性を決定づけるため、発表前後の4月28日から4月30日にかけては強烈なボラティリティが予想されます。
特に月末のポートフォリオ調整やPCE(個人消費支出)の発表が重なるため、テクニカル分析が効きにくい荒れた相場展開になりやすく、無理なレバレッジ取引は避け、慎重に立ち回るべきです。
一方で、FOMCを無事通過し不透明感が払拭されれば、5月5日開幕の大型イベント「Consensus 2026」に向けた期待買いが相場を支えます。
直後の急落はむしろ中長期的な押し目買いの好機となるため、冷静にトレンド転換を見極めていきましょう。
スイング目線で考えるビットコイントレード戦略
ビットコインのスイングトレードを前提に、今後の値動きを想定した売買戦略を整理します。上昇・下落それぞれのシナリオと、ロング・ショート別の考え方をもとに、低リスクでの取り組み方を解説していきます。
上昇した場合のシナリオ
ビットコインがここから上昇した場合、8.4万ドルまで上がり、それを超えると9万ドルまで上がる可能性があります。現物を保有しているだけで1週間〜1か月ほどで+7%ないし+15%の利益が見込めます。
下落した場合のシナリオ
ビットコインがここから下落した場合、73,700ドルまで下がり、それを割ると70,700ドルまで下がる可能性があります。レバレッジ1倍のショートを保有していれば同じく1週間〜1か月ほどで+6%ないし+9%の利益が見込めます。
ロング・ショート別の売買戦略
利確:84,000ドル、90,000ドル
損切り:76,700ドル
ワンポイントアドバイス:
急騰が入ると止まらないのが仮想通貨なので利確を入れないのも一つです
利確:73,700ドル、70,700ドル
損切り:79,700ドル
ワンポイントアドバイス:
明らかに逆張りとなるので途転の準備をしておきましょう
今後の相場に向けたまとめと今後の行動指針
現在のビットコインは強気相場入りの兆しを見せ、4時間足以下で好調です。基本ロング推奨ですが、弱気なマイナーアルトコインはショートも検討すべきでしょう。
週足の指標も底打ちを示しており、78,500ドルの突破が焦点です。
中東情勢は底堅さを与え、5月のConsensus2026に向けた期待も高まります。ただし、4月29日のFOMC前後はボラティリティが高まるため、無理なレバレッジは控え、通過後の押し目買いが有効です。
上昇なら9万ドル、下落なら7万ドル台前半を想定しましょう。
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