この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。
ビットコインは一時的な調整から反発しロング目線が優勢ですが、月末のCME満期による乱高下や週明けのアメリカのマクロ指標発表を控え、流動性が戻るのを待って押し目で仕込む慎重な立ち回りが求められます。

ビットコインチャートテクニカル分析
現在のビットコイン相場はここ1か月で8.2万ドルを抜ける上昇を見せたものの、7.4〜7.5万ドル水準にまで売り戻されています。しかしすでに反発を見せており、これ以上の下げは考えにくい状況です。

いわゆる調整の域であり、4時間足での上昇の勢いは衰えていません。週末に加えて25日の月曜日も欧米が閉場しているため、しばらくは流動性の低い相場が続くと見られますが、私はロング目線を維持していきます。
ショートを打つ銘柄はよほど形の悪いアルトコインのみです。レバレッジは最大10倍に抑えましょう。ボラティリティが戻る26日の火曜日夜からエントリーしていくのが無難です。
昨年の8月ごろから仮想通貨市場は短期トレードでないと利益を出せない相場になっています。

1時間足では7.8万ドルを抜けるのを待つ方が確実でしょう。MACDとRSIが強気に振れていることに注意です。移動平均線を見ても下落トレンドが継続しています。

週足分析としてもやはり78500ドルで定着するかどうかがポイントになります。
価格に影響するファンダメンタルズ要因
ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。
直近1週間の主なニュースと市場の反応
ストラテジー社の会長であるマイケルセイラー氏がビットコイン売却の可能性を否定せず、絶対に売らないという姿勢に変化が起きています。
セイラー氏は金曜日、ナタリー・ブルネル氏とのYouTubeインタビューで、「年末までにビットコインを一部売却する可能性は十分あると思う」と述べた。同氏はまた、株式発行や社債などを組み合わせた資金調達に加え、米ドルや現金保有の管理も柔軟に行う可能性が高いと説明した。
これに対して市場がネガティブに反応する可能性は大いにありますが、会社経営者として状況に合わせてピボットするというのはむしろ自然なことです。
それこそ経営者としてはビットコインホルダーを向いて仕事をするのではなく、自社の株主を向いて仕事をするべきです。
また、ドルや現金保有の管理も柔軟に行うとのことで、トレードによる利益の最大化を狙っているものと思われます。
今後1週間の注目イベントと見通し
5月25日から6月1日はスイスで開催されるCrypto Valley Conferenceなど欧州の有力カンファレンスが相場の材料視される週です。
伝統金融(TradFi)のWeb3参入やRWA(現実資産)の進展に関する発表が期待され、関連するアルトコインセクターへの刺激が予想されます。
一方で、29日のCME先物・オプション満期と月末のポートフォリオ調整が重なるため、週末にかけては大口投資家の利確やポジション整理による乱高下に警戒が必要です。
週明け6月1日にはトルコのIstanbul Blockchain Weekを控えた思惑買いとアメリカのISM製造業景況指数という重要マクロ指標の発表が同時に押し寄せます。
イベントの材料消化とマクロの景気感がぶつかり合うため、週前半の押し目で仕込み、週末の波乱期は静観、週明けのトレンドに乗るのが定石です。
スイング目線で考えるビットコイントレード戦略
ビットコインのスイングトレードを前提に、今後の値動きを想定した売買戦略を整理します。上昇・下落それぞれのシナリオと、ロング・ショート別の考え方をもとに、低リスクでの取り組み方を解説していきます。
上昇した場合のシナリオ
ビットコインがここから上昇した場合、早ければ1週間で4時間足の最高値82,000ドルまで上がり、それを抜けると早ければ1か月で85,000ドル到達が見込まれます。
現物を保有しているだけで+7%ないし+10%の利益が期待できます。
下落した場合のシナリオ
ビットコインがここから下落した場合、早ければ1週間で4時間足直近安値の70,700ドルまで下がり、それを割ると68,000ドルまで落ちることが見込まれます。
レバレッジ1倍のショートを打つと+8%ないし+11%の利益が期待できます。
ロング・ショート別の売買戦略
利確:82,000ドル、85,000ドル
損切り:73,000ドル
ワンポイントアドバイス:
短期的には下がっているのでギリギリまで待つべきです
利確:70,700ドル、68,000ドル
損切り:78,500ドル
ワンポイントアドバイス:
全体的には上昇の勢いがあるので素早い損切りが大事になります
今後の相場に向けたまとめと今後の行動指針
現在のビットコインは7.4万ドル水準へ売り戻されたものの反発しており、4時間足での上昇の勢いは衰えていません。
週末と休場が重なり流動性は低いですが、ロング目線を維持し、ボラティリティが戻る26日夜以降のエントリーが安全です。
週足では7.85万ドル定着が鍵となります。マイクロストラテジー社の売却示唆報道や29日のCME満期、月末の調整による乱高下には警戒が必要です。
週前半の押し目で仕込み、欧州のカンファレンス材料や6月1日のアメリカISM指数などの動向を見極めつつ、上昇なら8.5万ドルを視野に入れます。LINEでもコラムを配信しているので必ず登録しておいてください。