仮想通貨

億り人が集結？！「ビットコイン・シェアハウス」に集う若者たち

2018.01.16

数年前よりブームとなっているルームシェアリングですが、昨今ではテーマ型シェアハウスが人気を集め、IT系に勤める人しか住むことができない物件やゴルフ好きしか住むことができない物件、シングルマザーでないと住めない物件など様々なシェアハウスが存在しています。
中でも「ビットコイン・シェアハウス」という新しいスタイルのシェアハウスが存在し、一部で賑わいを見せているとのこと。
いったいどのようなシェアハウスなのでしょうか。その実態に迫っていきたいと思います。

住人の半数以上が「億り人」となったクリプトキャッスル

サンフランシスコには「クリプトキャッスル」というシェアハウスが存在します。

Melia Robinson/Business Insider
ジェレミー・ガードナー（Jeremy Gardner）という若者がこの家のオーナーで、以前に自宅兼事務所を探していたところシリコンバレーから車で30分ほどの高級住宅街に3階建ての家を見つけ、2万ドルの敷金を払って誕生させたとのこと。
暗号資産関連のテック業界で働く人を集め6人で暮らしていると言います。

Melia Robinson/Business Insider
このシェアハウスの凄い所は住人の半数以上が億万長者、日本で言うところの「億り人」「自由億」であると言います。
※暗号資産で1億円以上の資産を築いた人は「億り人」、10億円以上稼いだ人を「自由（10）億」と呼ばれています
彼らは早くから暗号資産の素晴らしさに気づき、手持ちのほとんどを暗号資産に替え、巨額な富を築いたというのです。

Melia Robinson/Business Insider
それもそのはず、この家のオーナーであるジェレミー・ガードナー氏は暗号資産「オーガ（Augur/REP）」の創立者の一人。
オーガと言えば2015年にイーサリアムプラットフォーム内でICOを行い530万ドルを集めたことでも有名なアルトコインです。
現在市場規模30位代を推移し、12月だけでもREPの価値が3倍以上に跳ね上がったことで日本でも人気を集めています。

その暮らしの中では日々暗号資産の話題が絶えず常に最新の情報で溢れている為、シェアメイトの友人からは「暗号資産の情報を教えて欲しい」というオファーが絶えないと言います。
もはや「ジェレミーと一緒に住んでるなら億万長者になれて当たり前」と誰もが思える夢のシェアハウスであることは間違いないでしょう。

Melia Robinson/Business Insider
引用元：businessinsider「This 25-year-old made a fortune in bitcoin — now he travels the world partying and plotting the future of money」

日本にも存在するビットコイン・シェアハウス

日本にもクリプトキャッスル同様のシェアハウスが存在すると言います。

ビットコイン保有者たちとはどんな人たちなのか。サンフランシスコでは住民のほとんどが億万長者になったシェアハウスがあるが、日本にもビットコイン好きが集まるシェアハウスが存在する。2017年後半にオープンした、渋谷と六本木にある「銭家（ゼニハウス）」だ。
引用：Business Insider Japan「六本木と渋谷に出現「ビットコイン・シェアハウス」住んでいるのはこんな人たち」

ゼニハウスは、CAMPFIRE社CEOの家入一真氏が元々運営していたシェアハウス「リバ邸」の別館として企画し、暗号資産に特化した形でオープンしたシェアハウスです。

立地は六本木、渋谷と人気スポットにあるにもかかわらず、家賃は３～４万円程度と格安。
住人はビットコインや暗号資産界隈で活動をする若者が中心だと言います。

誰かは明かせないが、住人の中には「億り人（資産が1億円以上ある人）」に近い人もいる。2017年のモナコインの価格上昇をきっかけに巨額の富を得たそうだ。
引用：Business Insider Japan「六本木と渋谷に出現「ビットコイン・シェアハウス」住んでいるのはこんな人たち」

実名こそ出ていませんが、中には既に億を稼いだ「億り人」が存在しているとのこと。
日本の２ちゃんねる（現５ちゃんねる）から生まれたモナーコイン（MONA COIN）によって巨額の富を得たと言います。
当然最新の情報が集まれば10倍、100倍銘柄の話題も出ることは間違いなく、億り人だけが住むシェアハウスになるのも時間の問題であると言えるでしょう。

億り人の周りには自然と人が集まる

暗号資産で巨額の富を得た人の周りには、同じように富を得ようとする人でにぎわいます。
Twitterやその他SNSでも、億り人という公言こそはしていませんが暗号資産で儲けた人はフォロワーが多く、日々多くの人がその発言に耳を傾けているのが現状です。
その人の情報発信を待つのではなく「一緒に住む」という新しい発想は、億り人となれる可能性を飛躍的に上げる最も良い方法なのかもしれません。