海外取引所の終わりが始まった──BitMart撤退で変わる仮想通貨投資の常識2026年7月27日 

海外仮想通貨取引所BitMartが、取引プラットフォームを段階的に終了すると発表しました。海外取引所を取り巻く環境は大きく変化しており、Web3市場の主役も変わり始めています。

取引所の撤退はWeb3の衰退を意味するのでしょうか。

これを独自のジャーナリズムで解説します。

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

BitMart、取引プラットフォームを段階的終了へ──8月に全取引停止 2026年7月27日

暗号資産取引所BitMartは2026年7月26日、取引プラットフォームの運営を段階的に終了すると発表しました。

新規登録や入金、新規注文の受付を順次停止し、2026年8月26日には現物取引・先物取引を含むすべての取引サービスを停止する予定です。

2027年1月31日にプラットフォーム運営を正式終了し、その後も一定期間はログインや履歴確認、出金申請に対応するとしています。

出金サービスは継続されますが、推奨期限を過ぎた場合は本人確認や資金源、取引履歴、出金先アドレスなど追加審査が行われる場合があります。

また、コピー取引、グリッド取引、API取引、Earn、ステーキング、レンディング、Launchpadなども段階的に終了すると発表しました。

海外仮想通貨取引所の撤退が相次ぐ理由

中堅規模の海外仮想通貨取引所の事業撤退が相次いでおります。

その影響で、仮想通貨取引所ビジネスそのものが成り立たないのではないかという憶測が市場に広がっています。投資家の活動拠点はどこへ移すべきなのかを解説します。

まず、世界中で仮想通貨の法整備が始まっています。米国で注目されているクラリティ法案も、その一つです。法律が施行されると、次は企業がさまざまなビジネスモデルで参入してきます。今、最も商品力があるのはステーブルコイン、RWA、仮想通貨ETFです。

問題は、これらの流行商品が旧来の仮想通貨取引所にとって苦手分野であるという事実です。

仮想通貨取引所の基本的なビジネスモデルは、その名の通り仮想通貨の売買です。現在の仮想通貨業界はWeb3という言葉に包括され、中身は仮想通貨(アルトコイン全般)と金融商品(ステーブルコインやETF)に分かれます。

仮想通貨側は数年間、下火が続く見込みです。一方で金融商品は大きく市場を拡大しています。

これが、仮想通貨取引所が撤退する理由です。

取引所は撤退しますが、Web3は成長しています。これは、旧来の金融機関がWeb3のマネーを取り込んだとも言えます。では、この状況で次の仮想通貨取引所はどこが良いか、と探す必要があると思いますか。

もうすでに市場ルールは変わっています。情報をアップデートしましょう。

海外取引所との付き合い方を見直すタイミング

もともと2026年度中には、仮想通貨取引所での資産管理から撤退しましょうというのが投資家界隈の常識でした。

想定よりも少し時期が早まっています。まずは海外取引所から一通り資金を引き上げておきましょう。利用するときに資金を入れれば十分です。

ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。

だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。

無知は無能ではありません。 ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。 このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。

この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

関連記事

特集記事

ランキング
TOP
CLOSE