イーサリアムのゲーム流行中！その後トロンの出したゲームが物議をかもす結果に

2018.01.21

プラットホーム型暗号資産のイーサリアムから開発されたゲームが最近話題を呼び、ついにはイーサリアムの取引の停滞が深刻化している事態が発生する問題になっています。
しかもそのイーサリアムゲームの人気にあやかろうとしたのか最近何かと話題のトロンから２０１８年発売されたゲームがイーサリアムのゲームに似ているという噂も…。
一体どの様なゲームで、今後のシステム停滞解決策はあるのか。解説していきたいと思います。

イーサリアムで人気の猫育成ゲーム、クリプトキティズとは？

昨年イーサリアムから登場した猫育成ゲーム“クリプトキティズ”
育成と言うと、我々世代には一世を風靡した「たまごっち」を思い浮かべます。
基本的に猫を育てるという面ではたまごっちと同じですが、クリプトキティズの最も優れている所は、
暗号資産の特徴であるブロックチェーンを使用し、イーサリアムのイーサと言う通貨を使用し猫の売買を行う所と言えます。
猫の最高値には１３００万円以上の値段が付けられ、数週間で１.５億円以上の取引が行われました。
それぞれ猫の特徴が異なり２匹飼えば子供が産まれたりと、４０億以上の種類が誕生するらしく、キャラクターの何だか憎めない表情や、うまくブロックチェーンを使用した結果のブームであると言えるでしょう。
公式Twitter　https://twitter.com/CryptoKitties?id=2060

猫の次はドラゴン育成にマインクラフト

クリプトキティズに続き、新たにイーサリアムのブロック上に登場したのがドラゴン育成ゲームEtherionsです。
公式サイト　　https://www.etherions.com/?id=2061
WebGlと言うプラウザで３次元のCGを実現し、バトルでドラゴンを戦わせ強くしていく内容であり、大人のドラゴンは０，１ETHから購入可能になっているそうです。
こちのEtherionsも中々の人気を集める中、２０１８年１月中旬、世界中の子供から大人までが夢中になっているマインクラフトに似たゲームEthercraftまでもがが登場。
公式サイト　https://ethercraft.io/?id=2062

内容としては冒険をするために必要なアイテムを作成したり、敵を倒しながら進んでいくRPGゲームになっており、アイテムは無料の物から、イーサを使い購入する物まで様々になっており、内容はほぼマインクラフトそのものの様に思われます。
実はマインクラフトは今現在私の小学生の息子も絶賛ハマり中でして、将来息子が
「ママ！Ethercraftで武器買いたいから、お小遣いはイーサでちょうだい！」
なんて日も来るのかもと想像させるほどイーサリアムから発売されているゲーム達は期待でき、ゲームの人気がイーサリアムをさらに最強な通貨にさせていく事も十分に期待できると思われます。

イーサリアムのゲーム人気爆発の中ついにトロンからもゲームが登場。その内容が問題に…

２０１７年の年末から、今年の初めに高騰を見せ話題を集めたトロン。
そんなトロンから２０１８年１月上旬に犬育成ゲームが発表され、何かと話題になっています。

こちらがトロンの創設者ジャスティンが発表した犬育成ゲーム「LOVEPET」になります。
ん⁈どこかで見た気がすると言う方も多いはず。
実はこのキャラクター達がイーサリアムの猫育成ゲームクリプトキティズの内容やキャラクターそっくりだ！とネットをざわつかせました。

見比べてみると確かに似ている気も…。
さらにざわついたのがこちら。

これはどう見ても日本では知らない人はいないであろうあの国民的キャラクターそっくり…。何だか中国臭たっぷりなこの見た目に、ツイッターではせっかく期待していたのになんだこれ…。と失望の声が続出
https://twitter.com/1garashiman/status/951016333801504769?id=2064
https://twitter.com/nikonikopiero/status/950948635067301888?id=2065
このゲームの発表後、トロン大丈夫か？と失望売りが増え、一気に暴落をみせました。
暴落の要因はこのゲームだけだは無いものの、せっかく中身は期待できる通貨であるだけに、トロン保有者の私自身もなんだかもったいないなと思う結果になりました。
ただこちらのLOVEPET、今後日本語に対応したりアプリを登場させたりと、まだまだイベントが目白押しなので、今後クリプトキティズのように人気になる可能性はまだまだあると思われます。
人気の中国銘柄TRON(トロン/TRX)を徹底解説！

今後ゲームが暗号資産を支える時代もくるかもしれない

今回はゲームの人気爆発でコインの価値を上げたイーサリアムと、コインの性能は抜群なのに一つのゲームで一時コインの価格を下げてしまったトロンについて紹介させていただきました。
２０１７年の世界のゲーム市場は前年比で１０パーセント増加し１１６０憶ドル規模になっており、その内急上昇を見せているのがモバイルゲーム市場になり、市場の半分を占めているとされています。
今後ゲーム市場はまだまだ上昇を見せるとされており、色々な特徴を兼ね備えた暗号資産がどんどん登場していく中、プラットホーム型暗号資産界では今後ゲームの人気が通貨の人気と比例していく、もしくはゲームが取引の半数以上を占めていく時代も近い未来るのかもしれません。
我々はこれからも２つのコインの今後に注目していきたいと思います。