5分で分かるイーサリアム(Ethereum)入門編

イーサリアム(Ethereum)は次世代通貨!?

 

【目次】
1. イーサリアム(Ethereum)の特徴を徹底解説
2. イーサリアム(Ethereum)とビットコイン(Bitcoin)の違い
3. プルーフ・オブ・ステーク(PoS)
4. スマートコントラクト

 

1. イーサリアム(Ethereum)の特徴を徹底解説

イーサリアム(Ethereum)は今や暗号資産市場ではなくてはいけない存在となっています。ICOを実施するにも、イーサリアム(Ethereum)を主体として実施する企業もあるほどです。
時価総額では、現在ビットコイン(Bitcoin)に次いで2位で、2017年10月現在で約3兆2,400億円程となります。(ビットコイン(Bitcoin)時価総額:約9兆円)
また、イーサリアム(Ethereum)はICOにて16億円程度の資金調達をしました。
*イーサリアム(Ethereum)とは通貨の名前でなく、プラットフォーム名で、通貨はイーサ(ETH)となりますが、通用されてきておりますので、ここではイーサリアム(Ethereum)(=イーサ(ETH))を使用致します。
下記のチャートは1ETH当たりの2015年8月以降の金額推移です。
まるで仕手筋の価格操作にでもあったかの様に爆発的に値上がりしています。
2015年8月(約156円)から2017年10月(約32万円)現在ではなんと約「200倍」にも時価総額が増加していることになります。このような値上がり率は、株式やFX市場ではありえない数値でしょう。
ではなぜイーサリアム(Ethereum)がこれほどまでに注目を集めるようになたのでしょうか?

出典:CoinGecko
https://www.coingecko.com/ja/%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0/jpy

2. イーサリアム(Ethereum)とビットコイン(Bitcoin)の違い

イーサリアム(Ethereum)を分かりやすく説明するためには、ビットコイン(Bitcoin)と比較するのが最もわかりやすいでしょう。イーサリアム(Ethereum)のスペックは、ビットコイン(Bitcoin)をもしのぎ、将来的に最も需要のある暗号資産になると信じる人もいるほど優れたものです。

項目 イーサリアム(Ethereum) ビットコイン(Bitcoin)
開始年月 2014年7月 2009年1月
考案者 ヴィタリック・ブリテン サトシナカモト
通貨単位 ETH BTC
主な用途 プラットホーム 決済
発行通貨量上限 未定 2,100万BTC
マイニング方式
(承認作業)
プルーフ・オブ・ステーク(PoS) プルーフ・オブ・ワーク(PoW)
スマートコントラクト あり なし
ブロック生成時間 およそ15秒~17秒 およそ10分

最もハイライトしておきたい技術が「プルーフ・オブ・ステーク」と「スマートコントラクト」です。

3. プルーフ・オブ・ステーク(PoS)とは?

PoSを直訳すると「出資金の証明」となります、PoWでは仕事量によって承認の割合を決めていましたが、PoSでは、コインを持っている割合で、取引の承認の割合を決めるため、公平さが保たれるメリットがあります。

PoSはPoWで露呈していた以下の問題を解決できる

① マイニング(承認作業)による莫大な電気料金
② マイニングを企業が独占してしまうこと
③ 51%アタック(マイニングの解読速度支配が51%以上にると不正が可能。企業が有利)
PoSにも以下のようなデメリットが考えられます。
「コインの割合が多ければマイニング報酬を得られるので、長期保有され、流動性が低くなる」ことですが、最新のテクノロジーでは、Reddcoinというアルトコインでは、古いコインの持ち分評価を下げるアルゴリズムにすることで、所有だけでなくウォレットを通じた「活動」にも評価点を与えるような仕組みになっています。(「Proof of Stake Velocity」と呼ばれています。)
また、PoSとPoWを組み合わせたマイニング作業をするアルトコインも出現してきています。

4. スマートコントラクトとは?

ビットコイン(Bitcoin)では、通貨の取引履歴が書かれている台帳をP2Pという分散管理システム「ブロックチェーン」という、不正改ざん防止システムで管理することで、通貨としての信頼性を確保しています。
イーサリアム(Ethereum)は、この性質に加えて、台帳に契約の情報も付与し、管理できます。

分かりやすく例えると、
あなたがスポーツジムの契約をするとします。
その際に、ジムの店主に「トレーナーの佐藤さんと3カ月契約で30%OFF」契約をしたとします。この時、口約束の場合であれば、30%OFFの保証がないので、店主に「そんな約束した覚えはありません?」と言われたら無効になりかねません。
その時に、スマートコントラクトなら、ジム契約した際に「トレーナーの佐藤さんと3カ月契約で30%OFF」という契約も売買記録と一緒に付与されます。
この記録は、ブロックチェーンと呼ばれる不正改ざんを防止システムに守られているので、店主は絶対にこの約束を実行しなければなりません。
更に、システム上の契約に盛り込まれている場合なら、条件を満たしていれば勝手に30%OFFを強制執行できる仕組みになっているのです。

イーサリアム(Ethereum)を掘り下げるには、まだまだ多くの要素が絡んできますが、初心者向けとしてはここまでは押さえていただきたい内容を記載しました。
また小ネタとしては、ウィンクルボス兄弟の取引所がイーサリアム(Ethereum)の取引も開始したとのニュースが流れました。
Facebookの創業時をモデルにした映画「ソーシャルネットワーク」の中でウィンクルボス兄弟はマークザッカーバーグと Facebook の創始者争いで裁判をしたとのことで、一躍有名になりました。
暗号資産に投資して現在大儲けしており、業界では、最も注目を集めている人物の一人になっていたようです。この兄弟がイーサリアム(Ethereum)に関わってきたということで、大きな期待を寄せる人たちが増えたのも事実です。

Written by 酒井 和

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