ワールドコイン、Alchemy(アルケミー)と提携
ワールドコインは、独自ブロックチェーン「World Chain」のインフラ強化のため、ブロックチェーン企業Alchemyと提携しました。
AlchemyはWeb3開発者向けのソリューションを提供し、World IDをツールセットに統合することで、開発者が容易にアクセスできるようにします。
World Chainは今夏にローンチ予定で、Optimismと連携しつつ、専用のブロックスペースを提供する計画です。
ワールドコイン、独自ブロックチェーン「World Chain」インフラでアルケミーと提携
COINPOST
WEB3市場の新たな防犯対策:World Chain
ワールドコインプロジェクトの独自ブロックチェーンであるWorld Chainと、主要WEB3企業であるAlchemyが提携を発表しました。
多くの人々はワールドコインをベーシックインカムを配布するプロジェクトとして認識していますが、実際のサービスは「あなたが人間であること」を証明するWorld IDの配布です。
このWorld IDの価値はWEB3市場で着実に高まっています。
AlchemyはWEB3開発者向けの主要企業であり、そのサービスにWorld IDを組み込むことで、今後開発されるDappsで柔軟にWorld IDが採用されるようになります。
さらに、Solana ChainもWorld IDを採用することを決定しており、今後のサービスでの統合が進むことが期待されています。
World IDは将来的にWEB3市場で車のドライブレコーダーのように必須の存在となるでしょう。
WEB3市場の課題の一つは、自分のウォレットが高リスクと認識されることです。
高リスクウォレットとは、通常、BOTやSybil攻撃、ブラックリストに載っているアドレスとの取引があるウォレットを指します。
これらはエアドロップやMEMEブームとともに一般生活に浸透しています。
実際、2024年のエアドロップ時に、自分のアドレスがブラックリストに載っていたためにクレームを受けられなかったケースもあります。
World IDはこのような問題を防ぐために重要です。
World IDを持っていれば、少なくとも自分が唯一の個人であることを証明できます。
これにより、プロジェクト側は攻撃者を選別することが可能になります。
証明ができなければ、双方が罰せられるという車の事故と同じ状況になります。
匿名性が高い世界では、証明は監視社会を助長するとして拒否されることが多いですが、市場参加者が互いの潔白を主張すれば、事故自体の数が減ることが期待できます。
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