SECゲンスラー氏が語るイーサリアムETF進捗
米証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は、イーサリアムの現物ETFに関する審査が順調に進んでいると説明しました。
現在、取引所側の申請書類はすでに承認されており、発行企業側の書類審査が行われていますが、具体的な承認時期は未定です。
ゲンスラー氏は、適切な情報開示が行われれば、ETFは承認されると述べました。
また、イーサリアムが有価証券とみなされないことが確認されており、SECはイーサリアムに関する調査を終了したと伝えています。
COINPOST
イーサリアムETF販売開始目前!ETHの展望

イーサリアム現物ETFの販売開始がいよいよ目前に迫っています。
順調に進めば、7月1週目には販売が開始される見込みです。
市場ではビットコインETF販売開始時のような『事実売り』に関する懸念はほとんどなく、仮想通貨ETFは市場で人気のある商品として認識されています。
Bitwiseの予測によると、ビットコインETFの売上の約20%に相当する2兆円の資金流入が期待されています。
最近のビットコインとイーサリアムの価格上昇率を比較すると、イーサリアムの方が強い価格を示しており、市場の期待も大きいようです。
では、2024年下期はイーサリアムの年になるのでしょうか?
イーサリアムの価格に関しては、ETF販売の開始とともに上昇する可能性が高いです。
しかし、BTCとは異なり、ETHは市場での運用によって価値が創出されます。
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とPoS(プルーフ・オブ・ステーク)の承認アルゴリズムの違いは、ETFにおいても重要です。
PoS銘柄の価値はステーキングされることで増加します。
当初のETF構想ではステーキングされたイーサリアムのETFを検討していましたが、今回はステーキングなしのいわゆるネイキッドETHとしてSECにより承認されました。
ETFによる販売が成功するほど、イーサリアムのステーキング率は低下するでしょう。
これを将来的にどのように解決するかはまだ答えが出ていません。
長期的な視点で多角的な判断が必要となります。
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