ビットコイン価格が一時61,000ドルを記録し、年初来でマイナス圏となる下落を見せています。
現物ETFからの資金流出とビットコイン現物価格の下落に、強い連動が見られています。
これを独自のジャーナリズムで解説します。

ビットコイン価格一時61,000ドルを記録、年初来マイナス30%の下落。原因はこれ。|2026年6月5日
Farside Investorsのデータでは、ビットコイン現物ETFの資金流出とビットコイン現物価格の相関が強く出ております。
5月18日、5月27日、6月3日と、ETF流出が極端に大きい日とビットコイン現物価格の下落は連動しております。
6月12日までは、ビットコイン現物ETFからの資金流出が想定されます。
ビットコイン下落でも悲壮感が強くない理由
ビットコイン価格が下落しておりますが、あまり悲壮感は強くありません。
同じ価格帯であった2026年2月、3月頃は「ビットコインはもう終わりだ」「3万ドルまで下落する」と、SNSでは悲壮感いっぱいのコメントで溢れておりましたが、同じ価格帯の今は冷静です。
これは相当特殊な状況です。
これまでビットコイン価格が下落すれば、底が見えないほど騒がれるのが通常でした。今回の下落が悲壮感を生んでいない理由は、下落理由が明確で限定的であるためです。
最もビットコインを売却しているのは、現物ETFの形でポートフォリオに入れていた機関投資家です。
彼らはその資金でSpaceXのIPOに参加すると言われております。
確かに、きっかけとしてはそうでしょう。
では、SpaceXのIPOが終わった後は資金が戻ってくるのでしょうか。
現物市場ではなくWeb3全体を見る必要がある
ここからは慎重に戦略を考える必要があります。個人的には、仮想通貨現物市場には資金が戻らないと考えております。
おそらく2027年まで、現物市場は冷水を浴びせられた状態が続くでしょう。
しかし、Web3が沈むことはありません。むしろWeb3業界は、大盛り上がりの真っ最中です。
この情報格差に気づく必要があります。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。 ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。 このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。