【チャート分析】ビットコイン低迷とアルト売り圧力:ロック解除通過後の押し目を狙う戦略

この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。

ビットコインは6万ドルで下げ渋るも買いが弱く下落目線が優勢ななか、主要アルトコインのロック解除やドル高環境を背景に週前半は静観しアンロック通過後の押し目を狙うべき局面です。

テクニカルスナイパー
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テクニカル分析、直近1週間の相場関連ニュース解説、来週の注目イベント、そしてトレード戦略と価格予想までぜひご一読ください。

ビットコインチャートテクニカル分析

現在のビットコインチャートは6万ドルで反発しているものの、買いがついてきていない状況です。ここ10日ほどは比較的強気といえますが、本格的に上昇転換していくにはもっと強い買いが入らないといけません。

そのためには一度大きく振り落として長い下髭をつけるか、2点底ないし逆三尊といった転換パターンが現れる、もしくは時間調整を挟むのを待つ必要があります。

週足分析でも6.5万ドルの超強力サポートを守っていると認めることができるため、ここからの下げは考えにくく、基本的には各銘柄ともに順次ロング目線に切り替えていきたいとところです。

一方、ショートせざるを得ないほど「死んでいる」銘柄も多く、チャートを個々に判断してエントリーしていくことが求められます。ただ、現状はボラティリティも低いため、無駄なエントリーは控えた方が無難です。

週末に差し掛かっていくことも考慮すると短期的にはショートの優位性が高いといえます。ファンダメンタルを無視すればまだまだ下落相場です。

価格に影響するファンダメンタルズ要因

ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。

直近1週間の主なニュースと市場の反応

アルトコインに42兆円超の売り圧力がかかり、資金は暗号資産から株・AI・ステーブルコインへ逃げたとみられています。

先物取引が高水準で推移する一方、スポット需要は深くマイナスに沈んでいる。この組み合わせは、新たなスポット資金の流入というよりも、アルトコイン市場内で資金が再循環していることを示している。投資家は今なおアルトコインを取引している。だが、全体として見れば、スポット買いは売りの出来高に追いついていない。

コインテレグラフ

アルトコインの現物売り圧力が42兆円超と過去最高に達した一方、先物取引高の51%をアルトコインが占めるなど先物への資金循環が目立っています。

直近1週間は現物の強い売りが重石となりつつも、デリバティブ市場のボラティリティを利用した短期トレードが活発でした。

今後1週間は売られすぎ水準からの自律反発が起こるか、あるいは主要銘柄がサポートラインを割り込んで下落が加速するかが焦点です。

週足分析で市場の長期トレンドが弱気であることを意識しつつ、1時間足で直近の節目となるレジスタンスラインを特定しましょう。

無理にレバレッジをかけたロングを狙うより移動平均線の傾きやMACDのデッドクロスを確認してショートで乗る戦略が優位です。

ただし、RSIが極端な売られすぎを示した際の急反発には警戒し、ビットコインの動向も常に監視してください。

今後1週間の注目イベントと見通し

6月18日から25日はFOMCの金利見通し上方修正によるドル高の余波を消化しながら複数の主要アルトコインのロック解除に対処する週です。

為替市場での急激なドル高(ドル円160円台後半)はビットコインの上値を抑える要因となり、日本政府による為替介入リスクも含めマクロ環境は緊迫しています。

個別銘柄では20日のLayerZero(ZRO)、23日のToncoin(TON)の大規模アンロックが控え、週末の流動性が薄い時間帯での売り圧力に警戒が必要です。

一方で23日からの「Point Zero Forum」では欧州の金融当局によるステーブルコインや規制面の議論が交わされ、25日のアメリカのGDP確定値の発表へと繋がります。

マクロの売り圧力と個別銘柄の需給悪化が重なりやすいため、週前半は現物のリスクヘッジを最優先し、アンロック通過後の押し目を慎重に狙うのが堅実です。

スイング目線で考えるビットコイントレード戦略

ビットコインのスイングトレードを前提に、今後の値動きを想定した売買戦略を整理します。上昇・下落それぞれのシナリオと、ロング・ショート別の考え方をもとに、低リスクでの取り組み方を解説していきます。

上昇した場合のシナリオ

ビットコイン相場がここから上がった場合、早くて1週間でまずは7.4万ドルに到達し、それを抜ければ7.8万ドルが見えてきます。現物を保有しているだけでも+15%ないし+21%の利益が期待できます。

下落した場合のシナリオ

ビットコイン相場がここから下がった場合、こちらも早くて1週間で6万ドルまで落ち、それも割れば5.5万ドルが見えてきます。レバレッジ1倍のショートを打てば+6%ないし+14%の利益が期待できます。

ロング・ショート別の売買戦略

ロング戦略(買い)
エントリー:67,250ドル以下

利確:74,000ドル、78,000ドル

損切り:60,500ドル

ワンポイントアドバイス:

下髭が出るか200EMAを抜けるのを待つべきです。

ショート戦略(売り)
エントリー:63,750ドル以上

利確:60,000ドル、55,000ドル

損切り:67,500ドル

ワンポイントアドバイス:

まだ弱気局面であるため、早めにエントリーすべきです。

今後の相場に向けたまとめと今後の行動指針

ビットコインは6万ドルで反発したものの買いが弱く、大局は下落相場が続いています。週足のサポートは堅いものの、ボラティリティが低いため短期的にはショート優勢です。

アルトコインには巨額の売り圧力がかかっており、20日以降はZROやTONの大規模なロック解除による需給悪化に警戒が必要です。また、ドル高や日本政府の為替介入リスクなどマクロ環境も緊迫しています。

週前半は現物のリスクヘッジを最優先とし、個別銘柄のアンロック通過や25日のアメリカGDP発表などの動向を見極めた上で慎重に押し目を狙うのが堅実な戦略です。

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この記事を書いた人

テクニカルスナイパー

トレーダー/経営者 Xフォロワー4万人超えインフルエンサー 為替や暗号資産のFXトレーダーとして長年にわたり実績を持ち、講師としても豊富なキャリアを誇る。 これまで数多くのトレーダーを育成し、投資家として幅広い層から高い信頼を獲得。 また、不動産・美容・メディアなど多角的な事業にも携わり、経営者としても活躍。 サンフランシスコ留学やシンガポール在住といった国際的な経験を背景に、世界を舞台にビジネスを展開している。 著書『テクニカルスナイパー式 ビットコイン&ドル円 全身武装のFX』はAmazonランキ ング1位を獲得。

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