次の暴落トリガーは8月28日か──市場が警戒する本当の理由 2026年7月30日

米国FOMCでは政策金利の据え置きが決定され、市場が注目していた将来の利上げ見通しへの明確な言及はありませんでした。

今回のFOMCは市場に安心感を与えたのでしょうか。

これを独自のジャーナリズムで解説します。

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

ウォーシュFRB議長への初期の反対意見は1970年以来最多 2026年7月30日

2026年7月29日に開催されたFOMCでは、政策金利を据え置くことが決定されました。

一方で、FOMCメンバー3人が据え置き決定に反対票を投じ、ウォーシュFRB議長は就任2回目の会合で複数の反対意見に直面しました。

ロイターによると、新任FRB議長が就任初期に3人の反対票を受けたのは、1970年にアーサー・バーンズ議長が経験して以来となります。

歴代FRB議長の多くは就任初年度に反対意見を経験していますが、ジェローム・パウエル前議長は就任後11回目の会合まで反対票はありませんでした。

FOMC後も市場が安心できない理由

7月30日未明(日本時間)に行われた米国FOMC会合では、政策金利は据え置きとなり、将来の見通しには触れないという展開となりました。

通常、FRBは市場の混乱を避けるために見通しを示します。

政治とFRBは切り離されているはずですが、今回、将来の利上げに言及しない姿勢は政治からの圧力と見ている方が多いでしょう。実際に、大手金融メディアではFRBウォーシュ議長の対応を批判する内容が多くあります。

投資家は、今回FRBが何も言わなかったことに安心感を持ってはいけません。

問題が先送りされました。1か月足らずで、現在の米国が置かれている環境が大きく改善する期待は小さいです。

次は9月16日のFOMCの前に、8月28日のジャクソンホールでFRB議長の講演があります。

2022年当時のFRB議長であるパウエル氏は、今回と似たような環境で、8月末に開かれた会議で利上げに言及したことで相場は大暴落しました。

市場参加者は、この二の舞を心配しております。

8月末に「やはり利上げ」と発言した場合、下落ではなく暴落になる可能性があります。

ジャクソンホールと9月FOMCが次の重要局面

解決策がない課題に対しては、問題の先送りが最適解になるケースもあります。しかし、何度も同じ手は使えません。次は8月28日のジャクソンホール会議、その次は9月16日のFOMCです。

非常に重要なテーマとなります。カレンダーへ登録をしておきましょう。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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