ビットコインが「コロナショック以来の売られすぎ水準」と報じられ、市場では底打ち期待が高まっております。
一方で、価格が下がるたびに始まるのが底値当てゲームです。
これを独自のジャーナリズムで解説します。

ビットコインは今が底か「コロナ暴落以来の売られすぎ」で7万ドル回復の可能性|2026年6月8日
ビットコインの日足RSIは15.5前後まで低下し、2020年3月のコロナショック以来となる売られすぎ水準を記録しました。
一般的にRSIは30を下回ると売られすぎとされますが、今回は15前後まで低下しております。
2020年3月および2026年2月にも同様の低水準を記録しており、その後それぞれ約50%、約30%の反発が発生しました。過去1カ月でビットコイン価格は約30%下落しましたが、6万ドル付近のサポートラインを維持しております。
市場では20日指数平滑移動平均線が位置する7万650ドル付近まで反発する可能性が意識されております。一方で6万ドルを明確に割り込んだ場合は、5万ドル台半ばまで下落余地が広がる可能性も指摘されております。
また、短期保有者の実現損益比率は過去最低水準を更新しており、長期保有者が保有する約530万BTCが含み損状態にあると分析されております。
ビットコイン底値予想とニュース相場の実態
ビットコイン価格が下落したことで底値当て合戦が始まっております。
テクニカル分析が効きやすいビットコインチャートですが、外部環境は頻繁に変わるため楽観視は禁物です。
実際、まだ下落余地がある場面で、イラン停戦期待のニュース報道があっただけでビットコイン価格は瞬間的にプラス3%上昇しました。
このようにニュースドリブンが顕在化しているビットコインは、一つずつのニュースに極端に反応するため、しばらくボラティリティの激しい期間が続きます。
短期的に底値を形成しつつありますが、最も重要なのは6月12日に予定されているSpaceXのIPOです。
参加するしないに関わらず、成功してもらわないと米国の景気を巻き込んでショックが起きる恐れがあります。
大型IPOは3件連続で予定されており、SpaceX、アンソロピック、OpenAIの3つとも成功することで世の中の景気後退の空気感を払拭することができるでしょう。
AI資金集中とSpaceX IPOが持つ意味
いまはAIのテーマに全世界の資金が集中しております。一つの産業がギリギリ景気を保っていると言えます。
AIが崩壊するとはあまり考えておりませんが、AIに続く産業が形成されなければ結果はジリ貧です。
SpaceXはただのIPOではなく、世界景気を背負ったIPOとなります。
ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。 ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。 このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。