暗号資産を「買う」だけなら、国内取引所でも十分です。
しかし、DeFiを利用したり、複数のチェーンをまたいで資金を動かしたり、取引所には上場していないトークンを売買したりするようになると、少しずつ景色が変わってきます。
Bitget Walletは、こうしたマルチチェーン環境の複雑さを、一つのアプリへまとめる自己管理型のWeb3ウォレットです。
世界の利用者数が1億人を超えており、130以上のブロックチェーンに対応。資産管理、スワップ、ブリッジ、DApps、マーケット情報、決済などを一つのアプリから利用できます。

Bitget Walletとは
Bitget Walletは、暗号資産の秘密鍵を利用者自身が管理する、自己管理型(ノンカストディアル型)のWeb3ウォレットです。
海外暗号資産取引所のBitgetと名前は似ていますが、両者は役割が異なります。
| 項目 | Bitget Wallet | 暗号資産取引所・CEX |
| 主な用途 | 保管、送金、スワップ、DeFi、DApps | 売買、法定通貨の入出金 |
| 秘密鍵の管理 | 原則として利用者 | 取引所 |
| 取り扱える資産 | オンチェーン上の幅広いトークン | 取引所が上場した銘柄 |
| 資産移動 | ブロックチェーン上で直接実行 | 取引所を通じて実行 |
| 復旧責任 | 原則として利用者 | 本人確認などで復旧できる場合がある |
国内取引所が「暗号資産を購入する窓口」だとすれば、Bitget Walletは「購入した資産をオンチェーンで使うための財布」です。
どちらか一方を選ぶというより、国内取引所で購入し、Bitget Walletへ送金して利用するという使い分けが基本になります。
取引所は取引や法定通貨との交換に向き、Bitget Walletは資産を第三者へ預けず、保管・送金・スワップなどを行うためのノンカストディアル型ウォレットといえるでしょう。
Bitget Walletが選ばれる5つの理由

1.130以上のブロックチェーンを一括管理できる
Bitget Walletは、Bitcoin、Ethereum、BNB Chain、Solana、TRON、Polygon、Arbitrum、Suiなど、130以上のブロックチェーンに対応しています。
対応トークンは100万種類以上。複数のDEXやクロスチェーンブリッジを横断しながら、資産を管理・交換できる設計です。
複数のチェーンを利用している人にとって、大きなメリットは「保管できる銘柄が多いこと」だけではありません。
- チェーンごとにウォレットを切り替える回数を減らせる
- 複数の資産残高をまとめて確認できる
- 同じアプリ内でスワップやブリッジを進められる
- ウォレットを用途別に作成し、名前を付けて管理できる
たとえば、Ethereum用、Solana用、ミームコイン取引用、入出金用といった複数のウォレットも、アプリ内で切り替えられます。
オンチェーン取引の経験が増えるほど、ウォレットは散らかりやすくなります。Bitget Walletは、その散らかった机に大きな引き出しを一つ置くようなサービスです。
2.GetGasでガス代用トークンを用意する手間を減らせる
オンチェーン取引で意外に面倒なのが、ガス代です。
EthereumではETH、BNB ChainではBNB、SolanaではSOLというように、通常は各ネットワークのネイティブトークンを用意しなければなりません。残高が十分にあっても、ガス代用トークンがなければ取引を実行できないことがあります。
Bitget Walletには、この問題を軽減するためのGetGasがあります。
GetGas残高を用意しておくと、送金、スワップ、DAppsとのやり取りに必要なガス代を、GetGasから支払える場合があります。トランザクションごとにネイティブトークンを準備する負担を減らせるのが特徴です。
また、ネットワークや時期によってはガス代補助も提供されます。TRON上のUSDT送金について、最初の2回をガス代無料、その後を50%割引になるので、非常にお得なウォレットと考えられます。
3.スワップとクロスチェーン取引をアプリ内で完結しやすい
Bitget Walletは、複数のDEXとブリッジから取引経路を検索するアグリゲーター機能を備えています。
そのため、利用者が一つずつDEXを開いて価格を比べなくても、アプリ内からスワップやクロスチェーン取引を進められます。
さらに、指値注文やチャート、トークン情報、損益表示など、一般的なWeb3ウォレットよりも取引機能が充実しています
4.日本語対応とソーシャルログインで始めやすい
自己管理型ウォレットでは、通常12〜24個の英単語で構成されるシードフレーズを管理します。
シードフレーズを失えば復旧できず、第三者に知られれば資産を奪われる可能性があります。この責任の重さが、自己管理型ウォレットを難しく見せてきました。
Bitget Walletでは、従来のシードフレーズ型に加えて、メール、Google、Appleなどを使ったソーシャルログイン型のウォレットも作成できます。
アプリは日本語に対応し、日本円で資産額を確認できます。複数ウォレットへの名前付けにも対応しているため、資産を用途別に分けたい人にも扱いやすいでしょう。
※ソーシャルログインを利用する場合でも、バックアップ用メールアドレスや2段階認証を設定することを推奨します。
5.日本のQRコード決済インフラとの連携が進められている
Bitget Walletは、暗号資産を保管・取引するだけでなく、日常の決済に利用できるウォレットを目指しています。
2026年6月、Bitget Walletと東証グロース上場企業のネットスターズは、Web3決済の普及に向けた基本合意を締結しました。
ネットスターズは、複数のQRコード決済を一つのシステムで処理する「StarPay」を展開しています。同社はWeb2とWeb3の金融サービスをつなぐ構想として「StarPay-X」を発表しており、Bitget Walletとの連携を検討しています。
構想が実現すれば、加盟店側がウォレットごとに新しい設備を用意するのではなく、既存のStarPay基盤を通じてWeb3決済を受け付けられる可能性があります。
参考:Web2とWeb3をつなぐゲートウェイ構想「StarPay‑X」を発表
Bitget Wallet・MetaMask・Phantomを比較
| 対応チェーン | 130以上 | 主要ネットワークに対応 | 複数の主要ネットワークに対応 |
| スワップ | DEX・ブリッジを横断 | アグリゲーター型 | アプリ内スワップ |
| ガス代補助 | GetGas、対象取引の補助 | 原則として各チェーンのガス代が必要 | 原則として各チェーンのガス代が必要 |
| ソーシャルログイン | 対応 | 利用方法による | 利用方法による |
| 向いている人 | 複数チェーンを一つで管理したい人 | EVM系DAppsを頻繁に使う人 | Solanaを中心に利用する人 |
Bitget Walletの安全性
Bitget Walletは自己管理型のため、取引所の口座に資産を預ける場合とはセキュリティ構造が異なります。
公式アプリでは、次の対策が案内されています。
- 秘密鍵を利用者自身が管理する自己管理型設計
- スマートコントラクトやトークンのリスク検知
- 危険なWebサイトへの警告
- 2段階認証
- MPCやTEEを利用したウォレット
- 3億ドル超のユーザー保護基金
公式アプリストアの説明では、ユーザー保護基金の規模を3億ドル超としています。
ただし、保護基金は日本の銀行預金保険制度ではありません。あらゆる損失が自動的に全額補償されると考えるべきではなく、補償対象や判断基準は個別の規約・事案によります。
Bitget Walletを利用する際の注意点

シードフレーズは誰にも教えない
シードフレーズを知っている人は、ウォレット内の資産を移動できます。
運営会社やカスタマーサポートを名乗る人物であっても、シードフレーズを伝えてはいけません。スクリーンショットやクラウド上への保存も避け、紙や専用の金属プレートなど、オフライン環境で保管しましょう。
最初は少額でテスト送金する
ネットワークや送金先を間違えると、原則として取引を取り消せません。
初めて利用するアドレスには少額を送り、着金を確認してから残りを送金してください。
DAppsへの接続と署名内容を確認する
ウォレットに危険検知機能があっても、すべての詐欺や悪意あるコントラクトを防げるわけではありません。
接続先のURL、コントラクトアドレス、承認するトークン、数量、ガス代を確認してから署名しましょう。
Bitget Walletは日本で規制対象外なのか
「自己管理型ウォレットだから、日本の規制とは無関係」と断定するのは正確ではありません。
日本では、事業者が利用者に代わって秘密鍵を管理し、暗号資産を移動できる状態にするカストディ業務は、暗号資産交換業の規制対象となります。
金融庁は、暗号資産の管理のみを行うカストディ業者についても、暗号資産交換業の規制を適用すると説明しています。
一方、秘密鍵を利用者自身が管理するノンカストディアルウォレットは、事業者が顧客資産を預かるカストディサービスとは構造が異なります。金融庁の研究会でも、ノンカストディアルウォレットは、暗号資産交換業者などではなく個人が秘密鍵を保有する仕組みとして説明されています。
ただし、Bitget Wallet内で提供される売買、カード、Earn、決済などには、別の事業者や法規制が関係する場合があります。サービスによっては地域制限や本人確認が設けられる可能性もあります。
参考:金融庁「暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について」より
Bitget Walletが向いている人

Bitget Walletは、次のような人と相性のよいウォレットです。
- Ethereum以外のチェーンも利用している
- DeFiやDAppsを利用したい
- DEXでオンチェーン銘柄を取引したい
- 複数のウォレットを一つのアプリで管理したい
- ガス代用トークンの準備を簡略化したい
- 国内取引所と自己管理型ウォレットを使い分けたい
反対に、ビットコインやイーサリアムを国内取引所で購入して、そのまま長期保有するだけなら、急いで導入する必要はありません。
Bitget Walletの価値が大きくなるのは、暗号資産を「持つ」段階から、オンチェーンで「使う」段階へ進んだときです。
Bitget Walletの始め方
1.公式サイトからアプリをダウンロードする
まずは、以下のリンクからBitget Walletはをダウンロードします。
検索広告やSNSのDMに掲載されたリンクには、偽サイトが含まれる可能性があります。
2.新しいウォレットを作成する
アプリを起動し、ウォレットの作成方法を選択します。
- シードフレーズ型ウォレット
- ソーシャルログイン型ウォレット
- 既存ウォレットのインポート
自己管理を重視する人はシードフレーズ型、管理のしやすさを優先する人はソーシャルログイン型が候補になります。
3.パスコードと2段階認証を設定する
端末の生体認証、ウォレットのパスコード、2段階認証を設定します。
ソーシャルログイン型では、ログイン用アカウントとは別のメールアドレスをバックアップとして追加しておくと安心です。
4.シードフレーズをオフラインで保管する
シードフレーズ型を選んだ場合は、表示された単語を順番どおりに記録します。
他人へ送信したり、スマートフォンの写真フォルダへ保存したりしないでください。
5.少額を入金して操作を確認する
国内取引所などから少額を送金し、アドレス、ネットワーク、残高表示を確認します。
最初から大きな資産を移すのではなく、送金、受取、スワップ、バックアップの方法を一つずつ確かめましょう。
まとめ:複数チェーンを使うなら、登録しておきたいWeb3ウォレット
Bitget Walletは、130以上のブロックチェーンと100万種類以上のトークンに対応する自己管理型Web3ウォレットです。
資産管理だけでなく、スワップ、クロスチェーン取引、DApps、マーケット情報、GetGasなどを一つのアプリに集約しています。
特に、次の点は大きなメリットです。
- 主要チェーンをまとめて管理できる
- DEXやブリッジを横断して取引できる
- GetGasでガス代管理の負担を減らせる
- 日本語とソーシャルログインに対応している
- 日本のQRコード決済インフラとの連携が進められている
もちろん、自己管理型ウォレットである以上、秘密鍵やシードフレーズを守る責任は利用者にあります。
鍵を自分で持つということは、自由を手に入れることです。同時に、その鍵を落とさない責任も、自分の掌へ戻ってきます。
その特性を理解したうえで、複数チェーンを横断するためのウォレットを探しているなら、Bitget Walletは有力な選択肢になるでしょう。
アプリのダウンロードとウォレット作成は無料です。
まずは少額から、オンチェーン資産を一括管理できる環境を整えてみてください。

※暗号資産には価格変動、秘密鍵の紛失、誤送金、スマートコントラクト、ハッキング、詐欺などのリスクがあります。利用前に各サービスの最新の規約、対応地域、手数料およびリスクを確認し、ご自身の判断で利用してください。
主な参照資料
- 金融庁「暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について」(金融庁)
- Bitget Wallet公式「Download Bitget Wallet」(Bitget Wallet)
- Bitget Wallet公式ヘルプ「Paying gas fees with GetGas」(Bitget Wallet)
- Bitget Wallet公式ヘルプ「Social logins: simple and secure」(Bitget Wallet)
- ネットスターズ「Web2とWeb3をつなぐゲートウェイ構想『StarPay-X』を発表」(NETSTARS)