この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。ビットコイン相場は続落となっており、加えて市場全体の取引量が著しく下がっている状況です。
また、外的環境を鑑みても、特に中東エリアの地政学リスクが高まっていることなどから、まだ完全復活まではもう少し時間がかかる見込みです。

ビットコインチャートテクニカル分析
ビットコイン相場は1週間前に続落の様相を呈しましたが、先週末に買われだし、一時は7万ドルを抜けました。しかしその後は1時間足の直近高値であった7.2万ドルの抵抗を明確に突破することができずに続落となっています。

一部トレーダーはこの一瞬の上げの際に一気に上昇転換するとの見立てを出していましたが、私は含み益のあったショートを利確するにとどめ、あくまで下落目線を継続していました。
今の値動きを見てボラティリティが下がっていることから、レバレッジをかけた短期トレードをしている人が世界的に減っていることがわかります。
つまり流動性が低く、取引量が少ないということで、多くの人が相場の方向性を見失っているということです。MACDやRSIといったオシレーター系指標も動きが鈍くなっており、スキャルピングで稼ぐのはかなり難しい状況です。
一方で、週足分析では2月16日の月曜日の確定足でも200EMAのサポートがかなり強力に機能しているため、長期的な上昇目線にも変わりはありません。

価格に影響するファンダメンタルズ要因
ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。
直近1週間の主なニュースと市場の反応
直近1週間では大手仮想通貨財務企業(いわゆる仮想通貨トレジャリー)であるストラテジー社とビットマイン社がそれぞれビットコインとイーサリアムを買い増ししているとの報道がありました。
ストラテジー(Strategy)が2,486 BTC、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(Bitmine Immersion Technologies)が45,759 ETHを追加購入し、合計で約2億6,000万ドルを投じた。
特に2024年1月にビットコインの現物ETFがアメリカSECに承認され、証券取引所に上場されはじめてからは、各国政府中央銀行及び大手企業が積極的に仮想通貨を準備金などとして買うようになりました。
こうした流れは今後も加速するとみられ、間違いなく市場を押し上げる大きな要因になっていきます。その際たる例はトランプによる100兆円(ストラテジー社の10倍)規模の買いとなるでしょう。
今回のニュースでは相場に目立った動きはなかったものの、こうした大口の買いに関するニュースにはきちんとアンテナを張っておきましょう。
今後1週間の注目イベントと見通し
今後1週間の動向で注目しているのはトランプがイラン近海に空母を追加派遣したというニュースです。
トランプ大統領は13日、記者団に「万一(イランと)合意をまとめられなければ(空母による作戦が)必要になる。合意できればすぐに(中東を)去ることになる」と述べた。12日には、イランとの交渉の期限について「たぶん来月にかけて、といった感じだろう」と語っていた。
このニュースから見えてくるのはアメリカは軍事的選択肢もチラつかせながら外交・圧力を掛けている段階であること、イランは国内外の圧力に対し核・ミサイル能力を交渉カードに使いつつ、ロシア・中国との関係を深めていることです。
もっと深く考察をすると、この構図は単なるアメリカVSイランではなく、米中露の大国戦略の交錯点にある対立です。もし空爆が本当に行われれば、特に米国株は一時的なショックで急落することが考えられます。
また、ビットコインも4.8万ドルまで下げる可能性があるでしょう。しかし、不謹慎ながら、投資の世界には「戦争は買い」という格言があり、一瞬の急落ののちはすぐに買い戻され、大きく上がることしばしばです。
相場の急変動に対してパニックを起こさず、冷静に対応していきましょう。
スイング目線で考えるビットコイントレード戦略
ビットコインのスイングトレードを前提に、今後の値動きを想定した売買戦略を整理します。上昇・下落それぞれのシナリオと、ロング・ショート別の考え方をもとに、低リスクでの取り組み方を解説していきます。
上昇した場合のシナリオ
ここから上昇した場合、4時間足で78,500ドルが次の抵抗となり、それを超えると84,000ドルないし90,000ドルが見えてきます。現物保有だけでも17%近く利益が取れるボラティリティの高さです。
下落した場合のシナリオ
ここから下落した場合は62,500ドルや60,000ドルで止まる可能性は低く、55,000ドルまでの下げが見えてきます。しかし大底は近いとみており、もし55,000ドルまでショートが取れればレバレッジ1倍でも+18%の利益となります。
ロング・ショート別の売買戦略
▶ロング戦略(買い)
エントリー:69,100ドル以下
利確:78,500ドル
損切り:59,700ドル
ワンポイントアドバイス:ビットコインのロングで含み益が出始めてからアルトコインにも手を広げましょう。
▶ショート戦略(売り)
エントリー:63,700ドル以上
利確:55,000ドル
損切り:72,300ドル
ワンポイントアドバイス:急落が入った場合は利確ポイントに達する前に成行決済しましょう。
今後の相場に向けたまとめと今後の行動指針
相場は順張りだという原則のもと、ビットコインについては基本的に下落目線を維持していきます。レバレッジをかけた短期トレードをするのならやはりショート優位であることに変わりはありません。
一方、週足分析でも触れたように、長期的には買い支えが強いことも事実であり、来週2月23日の月曜日9:00までに大きな下げがあるとしてもすぐに買い戻されるとみています。
今はボラティリティが低い状況なのでポジションを入れたらあとは時間の経過を待ちましょう。
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