X(旧Twitter)で、身に覚えのないパスワードリセットメールが相次いでいます。
メール自体はXの正規システムから送られているものですが、利用者本人が申請したものではなく、X側も状況を調査しています。
SNSが決済や資産運用など、より多くのサービスとつながっていく中で、アカウントのセキュリティはこれまで以上に重要になります。これを独自のジャーナリズムで解説します。

Xでパスワードリセットメール急増、運営が調査中 2026年9月2日
X(旧Twitter)で、身に覚えのないパスワードリセットメールを受け取ったとの報告が8月から相次ぎ、9月1日に急増しました。メールはXの正規システムから送信されたものですが、ユーザー本人が要求したものではありません。
攻撃者らが公開されているユーザー名を使い、「パスワードを忘れた場合」のフォームを繰り返し操作していることが原因とみられています。X側は調査を進めていますが、現時点でプラットフォームへの侵害を示す証拠や、大規模なアカウント乗っ取りは確認されていません。
Xは、身に覚えのないリセットメールのリンクを開かず、公式アプリや公式サイトから直接アカウントを確認するよう呼びかけています。「パスワードリセット保護」や二段階認証、パスキーの設定も対策として挙げられています。
Xのパスワードリセット急増とスーパーアプリ時代のセキュリティ
世界各地でXの身に覚えのないパスワードリセットメールが相次ぎました。内容はパスワードのリセットとなります。
パスワードのリセットは、アカウント情報さえわかれば申請ができるため、かなり難易度の低い乗っ取りの試みとなります。当然、多くのアカウントは2段階認証が入っているため、騙されさえしなければパスワードをリセットされる可能性は低いですが、気持ちの良いものではありません。
さて、この流れは今後、すべてのSNSやWebサービスで起きる見込みです。その理由の一つがスーパーアプリ構想です。
これまで、SNSとECサイトと英会話アプリと証券口座や銀行口座は別物でした。これからの世界は、すべてを一元管理する時代となります。Web3技術も、この流れを加速させる技術の一つです。
一方で、利用者側はまだついていけていません。SNSアカウントで決済をする、資産運用をするというレベルが今始まりましたが、英会話アプリ経由でお金を借りたり、ECサイトでローンを組んだりと、まだ生活に馴染みのない行動はたくさんあります。
ここにAIを活用した巧妙な不正アクセスが生じたら、騙される方もいるでしょう。テクノロジーが進化するほど、利用者のリテラシーも併せて上げていかないといけません。
世代間で使うアプリの種類や使い方は、何もかも変わる時代です。
Xの不正アクセスに備えてセキュリティ設定を見直す
まずはXで不審なパスワードリセットが相次いでいる事実を把握し、セキュリティレベルの向上を一通り行いましょう。
まだ日本居住者はXでの資産運用や決済はできませんが、来年早々にでもリリースされる期待は大きいです。
無防備の状態でなんでもサービスを受け入れるのではなく、常にセキュリティはセットで考えましょう。
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