金価格が1グラム3万円を突破しました。
きっかけは米国・イスラエルによるイラン攻撃です。
これを独自のジャーナリズムで解説します。
金価格が最高値に 3万305円/1g イラン情勢と円安で 2026年3月2日
テレビ朝日系(ANN)は2026年3月2日、イラン情勢を受けて金価格が急騰していると報じた。
2日午後5時に発表された国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭小売価格は、1グラムあたり3万305円となり、約1カ月ぶりに最高値を更新した。
先週発表された価格より1000円以上上昇した。
市場関係者によると、もともと上昇傾向にあった金価格に、イランへの軍事攻撃が重なり、リスク回避の動きが強まったことで、安全資産とされる金が買われたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0de07fb7d9dee4eb0b185e5f22a2746b65bdd3ef
中東戦争と金価格上昇の構造
金価格が初めて1グラム3万円の大台に乗りました。
きっかけは米国・イスラエルによるイラン攻撃です。
すでに報復合戦は激しさを増しており、景気はより一層不安定に向かっています。
戦争が激しくなれば多くのリスク資産が下落します。
過去を見ると、開戦時に暴落するパターンはあまり見られません。
開戦前の不穏な空気や、戦争終結が近づき被害の規模が具体的な数字で見えたタイミングが、景気に影響する場面です。
今回はイラン情勢だけでなく、開戦前から世界の不安定さがあり、長期間の停滞が想定されます。
CME FedwatchツールによるFOMC予測では、開戦前よりも政策金利引き下げの予測が鈍化しています。
インフレ加速への懸念が市場で強まっています。
景気後退の時間軸と今の局面
利下げ後退は景気後退期間の延長につながる可能性があります。
現在はまだ開戦直後ですが、これまでの例ではおおよそ6カ月程度、景気後退を長引かせる影響がありました。
ここから戦争がさらに激化するかどうかは分かりません。
中間選挙の年に戦争を仕掛けるというのは、まさにトランプ砲です。
引き続き、米国の動向に目が離せません。
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