ビットコインだけじゃない!機関投資家が注目するイーサリアム
イーサリアム現物ETFへの資金流入が、トランプ大統領再選後にプラスへ転じました。
15日時点で累積総純流入額は約1.8億ドルに達し、9銘柄全体の総純資産価値は約91億ドルに拡大しています。
特にブラックロックやフィデリティのETFが資金を集めている一方で、グレースケールのETHEは高額な手数料の影響で流出が続いています。
また、イーサリアムの技術進化も進められており、コンセンサスレイヤーの改良により処理速度やステーキングの効率向上が期待されています。
イーサリアム市場は技術と資金の両面で成長を続けており、注目が高まっています。
イーサリアム現物ETFへの累積流入がプラスに転じる トランプ再選後に資金流入加速
COINPOST
イーサリアム需要急増、2025年の期待感とは
2024年7月に販売が開始されたイーサリアム現物ETFが、ようやく累計流入プラスを記録しました。
このニュースは単なる指標以上の重要性を持っています。
販売当初、ETFの需要に期待が高まり、価格も一時的に上昇しましたが、実際の購入量は予想を下回りました。
その主因とされるのが、SEC(米国証券取引委員会)の規制による市場抑制です。
しかし、2024年末にトランプ政権が誕生し、SECの人事が一新されるという期待が市場心理を大きく変えました。
2025年に向けて、イーサリアムが再びブロックチェーン市場の中心に立つ可能性が高まっています。
SECの改革が進む中、イーサリアムの取引やプロジェクトの制約が緩和されることで、市場全体が活性化するでしょう。
ステーキング報酬を組み込んだ新しいタイプのETFが2025年に登場するかもしれません。
また、イーサリアム財団が予定している2025年1Qの大型アップデートにより、取引速度やコストの最適化が図られ、競争力がさらに向上します。
イーサリアムが不在だった2024年の市場では、多くのL1プロジェクトが成長を遂げました。
しかし、2025年にイーサリアムが完全復権すれば、これらのプロジェクトが厳しい競争にさらされる可能性があります。
イーサリアムを取り巻く外部環境を正しく理解することが重要です。
仮想通貨市場は技術やスペックだけではなく、政治や規制といった外部環境が大きく影響を与えます。
トランプ政権誕生がイーサリアム需要を刺激したように、市場参加者はその影響を正確に把握することが重要です。
過去のパフォーマンスに囚われず、2025年に向けて世界の動きに敏感になる必要があります。
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