この記事では主に仮想通貨の短期トレードに取り組まれている方向けに直近1週間の相場動向について解説しております。
BTCは上昇トレンドへ転換しロング優勢の局面となっており、量子コンピュータリスクの織り込みや国際会議への期待から、8.4万ドル突破を視野に入れた積極的なトレードが推奨されます。

ビットコインチャートテクニカル分析
この1週間を振り返るとビットコインの1時間足チャートは比較的強気でありました。ボラティリティも戻りつつつあります。
これまではレンジ相場が長く続いており、全体感を鑑みてどちらかといえばショートを打つ方が利益を取りやすい相場でしたが、これだけ買いに勢いがついてくるとロングを主体としたトレード戦略に切り替えていく方が効率的です。私もレバレッジをかけて積極的にロングを打っています。
MACDやRSIといったオシレーター指標も大きく上振れしていますが、そのような買われすぎサインでも迷わず上がり続けるのが仮想通貨です。移動平均線を見てもはっきりとした上昇トレンドが始まっていることがわかります。
4時間足の7.5万ドルは強力なレジスタンスラインとなっており、これを突破すればさらに大きく上がるとみています。

週足分析では200EMAでの明確な反発が確認できるので、ここが長期的に見た大底であるといえます。

価格に影響するファンダメンタルズ要因
ビットコインや仮想通貨市場に影響を与えるニュース、経済動向について整理します。直近1週間の動きと、今後1週間の注目ポイントを中心に、できるだけわかりやすく解説していきます。
直近1週間の主なニュースと市場の反応
投資銀行バーンスタインがビットコイン市場は量子コンピュータリスクをすでに織り込み済みであるとの見方を示しています。
コインテレグラフと共有されたメモの中で、バーンスタインは、2025年10月に記録した過去最高値126,198ドルからビットコイン(BTC)が50%近く下落していることは、市場が量子技術の飛躍的進歩に伴う複数のリスクを「織り込んだ」証拠であると指摘した。これは、AIや量子技術の加速に「対抗」する、ゼロ知識プライバシーや耐量子暗号の技術進歩も一因であるという。
このメモは、Googleの研究者が、将来の量子コンピュータが50万個未満の物理量子ビット(特定のアーキテクチャにおいて)で、多くのブロックチェーンで使用されている楕円曲線暗号を突破できる可能性があると発表してから2週間後に出された。この研究は、ビットコインのポスト量子アップグレードの道筋をどれだけ早く決定すべきかという議論を再燃させた。理論上のシナリオでは、量子コンピュータが9分でビットコインの秘密鍵を解読できる可能性が示唆されており、これはビットコインのブロック生成時間である10分を下回る。
しかし、バーンスタインは、ビットコインのコア開発者にはポスト量子への道筋を決定するための「十分な時間」があると述べている。先週水曜日に報じられた通り、バーンスタインは、仮想通貨業界が耐量子セキュリティのアップグレードを準備するための猶予は約3〜5年あると予測している。
スーパーコンピュータで8億年、富嶽でも800万年かかる計算を量子コンピュータは10秒で処理できるというのが一番わかりやすい説明なのですが、これにより特にビットコインの大口ウォレットはハッキングされるリスクが高いとされていました。
それをすでに織り込んだということで上昇転換が期待されていますが、あくまでこれは3〜5年に延命しただけあって、次の半減期バブルでは利確が重要になってきます。
今後1週間の注目イベントと見通し
4月15日から22日は、パリで開催される「Paris Blockchain Week」が相場の中心です。欧州の規制動向やステーブルコインに関する発表が期待され、関連銘柄の思惑買いを誘発します。
市場は先週のCPI通過後の方向性を探りつつ、下旬のドバイ「TOKEN2049」に向けた先行仕込みの動きへシフトするでしょう。
カンファレンス中の重要発言による局所的な高騰と、材料出尽くしによる反落の両面を警戒し、短期的な利益確定を優先すべき局面です。
スイング目線で考えるビットコイントレード戦略
ビットコインのスイングトレードを前提に、今後の値動きを想定した売買戦略を整理します。上昇・下落それぞれのシナリオと、ロング・ショート別の考え方をもとに、低リスクでの取り組み方を解説していきます。
上昇した場合のシナリオ
ビットコイン相場はここから上昇した場合、早ければ1週間以内にも84,100ドルに到達し、それを超えると次は90,000ドルまで届く可能性があります。現物保有だけでも+13%ないし+20%の利益が見込めます。
下落した場合のシナリオ
ビットコイン相場はここから下落した場合、早ければ1週間以内にも70,800ドルまで下がり、それを割ると次は68,000まで落ちる可能性があります。レバレッジ1倍でショートを打つと+5%ないし+8%の利益が見込めます。
ロング・ショート別の売買戦略
利確:84,100ドル、90,000ドル
損切り:70,500ドル
ワンポイントアドバイス:
相場が強気に傾いているので早めのエントリーをおすすめいたします
利確:70,800ドル、68,000ドル
損切り:76,200ドル
ワンポイントアドバイス:
損切り位置を近くに置ける状況なので切られたらすぐ途転しましょう
今後の相場に向けたまとめと今後の行動指針
BTCは1時間足で強気へ転換し、ロング主体の戦略が有効です。量子コンピュータリスクの織り込みや欧州の大型イベントを背景に、8.4万ドル超えを狙う上昇トレンドに期待。急落時は7万ドル付近が節目となります。
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