米サークル決算、USDC流通高72%増 競合テザーは2カ月連続で縮小 2026年2月26日

サークルの決算でUSDCが大きく伸び、競合テザーとの差が注目されています。
ステーブルコイン市場の明暗が分かれてきました。
これを独自のジャーナリズムで解説します。

米サークル決算、USDC流通高72%増 競合テザーは2カ月連続で縮小 2026年2月26日

コインポストは2026年2月26日、ステーブルコイン発行大手サークルの2025年第4四半期および通期決算を報じた。
第4四半期の総収益およびリザーブ収入は前年同期比77%増の7億7,000万ドルで、アナリスト予想を上回った。

調整後EPSは0.43ドル、調整後EBITDAは1億6,700万ドルといずれも市場予想を超過した。
USDCの流通残高は753億ドルと前年比72%増となり、オンチェーン取引量は約11.9兆ドルで247%増を記録した。

一方、競合テザー(USDT)の時価総額は2カ月連続で縮小し、2026年2月時点で約1,836億ドルとなっている。
サークルは上場後、規制整備を背景に企業・金融機関向けの基盤拡大を進めている。

https://coinpost.jp/?p=691297

USDCとUSDTの戦略差とプレイヤーチェンジ

ステーブルコイン市場の明暗が分かれてきました。
USDCはシェアを拡大し、USDTはシェアが低下しています。

提供されるサービスはほぼ同じです。
それでもUSDCが競争に勝てた背景には戦略の違いがあります。

USDTは全世界向けサービスとして業界トップを走り続けました。
一方USDCは国やエリアに適応する戦略を取っています。

現在は各国の政策がグローバル化から鎖国的な方向へ転じています。
その結果、全世界向けサービスは各国で使いづらくなる局面が生まれています。
この構造変化がプレイヤーチェンジにつながっています。

ローカルから世界標準へ向かう流れ

全世界共通で利用できないWeb3サービスに意味があるのかという問いが出てきます。
これはゴールではなく、ローカルでシェアを獲得したサービスが再び全世界向けに昇華される過程と捉えています。

その文脈でUSDCが優位に立っています。
取引所やレイヤー1の世界でも、次の世界標準がどこになるのかを見極める局面です。

ポートフォリオは、このプレイヤーチェンジを意識して固めていく段階に入っています。

ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。 ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。 このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。

この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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