米国経済不安でビットコイン上昇
FOMCの利上げ決定後、米国株が下落する一方で、ビットコインは上昇しました。
銀行破綻が相次ぎ、金融不安が高まる中、ビットコインはデジタル・ゴールドとしての地位を再確立しているとされます。
また、ゴールドは過去最高値を更新しました。金融不安やインフレ期に、ビットコインやゴールドは代替資産としての需要が高まる傾向にあります。
米国のデフォルトリスクやウクライナ情勢による経済制裁も、これらの資産価格上昇の背景となっています。
FOMC後に米株指数下落もビットコイン上昇、ゴールド(金)は過去最高値を更新
COINPOST
米国経済不安でビットコイン上昇、金も過去最高値
米国経済は、2023年5月3日のFOMC発表を受けて不安定となりました。
主要政策金利は0.25ポイント引き上げられ、FF金利の目標レンジは2007年以来の水準である5.00-5.25%に設定されました。
米国政府はインフレが長期化するとの見解を示しており、金利引き下げの時期はまだ来ていないと判断しています。
市場は慎重な様子で、政府の対応はタカ派やハト派よりもチキン派(優柔不断)と揶揄されています。
この米国経済の不安は、ゴールド(金)価格が過去最高値を更新し続け、日本円で1g=10,000円を超える日も近づいております。
さらに、ビットコインも上昇し続けています。
ビットコインと金価格の相関については、2016年以降のチャートではほとんど相関がありませんでしたが、2022年に始まった米国経済の不安定さに伴い、強い相関を示すようになりました。
これは、歴史的に1年以上正の相関が維持される初めてのことです。
ただし、ビットコインの価格上昇に対しては注意が必要です。
理由は、米国経済への不安がビットコインへの資産の流入の要因となっているためです。
多くの方が勘違いをしておりますが、ビットコインの価格が単に上昇するだけでは十分ではありません。
米国経済の不安によりビットコインが過去最高値を更新するとき、法定通貨への換金はおそらく不可能となるでしょう。
ビットコインを換金せずにそのまま保有する時代に突入することになります。
ビットコインの価値が上昇する理由は、法定通貨の価値が低下し続けることと同義です。
実体経済も成長もするがWEB3.0経済の方が成長率が高いという時代が最も理想です。
WEB3.0経済はパンデミックも戦争も影響がないので成長し続けます。
実経済の経済も早急に立て直しができることを期待しております。
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