仮想通貨スタートアップ、2024年資金調達増加
2024年第1四半期において、仮想通貨関連スタートアップ企業の資金調達が急増しました。
PitchBookのレポートによると、スタートアップ企業は518件の取引で総額3,741億円(24億ドル)を調達しました。
これは前四半期に比べて、件数で44.7%、調達額で40.3%の増加となります。
プレシード/シードラウンドのプレマネー評価額の中央値は前年比85.5%増加し、アーリーステージでは148.3%増加しました。
一方、レイトステージの評価額の増加は7.6%にとどまりました。
仮想通貨企業の資金調達、2024年第1四半期に急増=レポート
COINPOST
WEB3業界競争激化!2024年1Qスタートアップ調達額3,500億円突破!
2024年第1四半期における仮想通貨スタートアップ企業の資金調達額が発表されました。
前四半期と比較して件数で44.7%、調達額で40.3%の増加を示しました。これにより、仮想通貨市場の活況が伝わってきます。
特に注目すべき事例として、イーサリアムの再ステーキング・プラットフォーム「EigenLayer」がシリーズBで155億円(1億ドル)、完全準同型暗号(FHE)開発プラットフォーム「Zama」がシリーズAで113億7,800万円(7,300万ドル)を調達しました。
このようにWeb3業界における新しい産業の誕生が資金調達を後押ししていますが、市場の過熱に伴い、一つ一つのプロジェクトの成功率が低下するリスクもあります。
市場環境が良好な間は多くのプロジェクトが成功するかもしれませんが、一年後の状況は全く異なる可能性があります。
仮想通貨投資は高リスクとされるのは、ビットコインの高いボラティリティだけでなく、新しい産業が毎年立ち上がっては消えていくサイクルを繰り返すためです。
現在の環境は、2018年のICOブームと非常に似ています。当時の市場に参加していた方は、過剰なリスクを取らないよう注意が必要です。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】大手バイナンス、24兆円相当のトークンロック解除問題に対応!
【伊藤が解説します】政治色の強まるSEC動向でイーサリアム市場急変
【伊藤が解説します】ビットコイン価格が全世界株式(オルカン)の価格へ影響を及ぼす時代へ
無料LINE登録で仮想通貨の最新情報を受け取ってください↓
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
- ニュース2024年12月31日【伊藤が解説】仮想通貨市場の展望:2025年の強気予測とリスクへの備え
- PR2024年12月31日[PR]0ドルから1,040万ドルへ : iDEGEN の革新的な AI が注目を集める理由
- PR2024年12月29日[PR]iDEGENのAIミームコインに熱狂的な人気が集まる理由とは?
- ニュース2024年12月26日【伊藤が解説】日本のWEB3.0、規制の逆風をチャンスに変えるには