マイクロストラテジーMSCI指数に追加
MSCIは2024年5月の株式指数見直しで、ビットコインに巨額投資を行うマイクロストラテジーをMSCIワールドインデックスに追加しました。
MSCIワールドインデックスは先進国市場を対象とし、投資家にとって重要な指標です。
今回の発表を受け、マイクロストラテジーの株価は4.15%上昇しました。
また、MSCI ACWI指数は先進国と新興国市場をカバーし、eMAXIS Slim全世界株式などの投資信託からベンチマークされております。
オルカンベンチマーク指数提供のMSCI、ビットコイン投資のマイクロストラテジーなどを追加
COINPOST
ビットコイン価格が全世界株式(オルカン)の価格へ影響を及ぼす時代へ

米国企業マイクロストラテジーがMSCI株式指数に組み込まれることが発表されました。
マイクロストラテジーは、ビットコインを210,000 BTC(総供給量の1%)以上保有しており、今回の組み込みは特に話題となっています。
この動きは、ビットコイン価格の変動が多くの投資家に影響を及ぼす可能性があります。
ビットコインに投資したいが機会がなかった人々にとっては朗報です。
また、ビットコインに対して否定的だった人々も、この動きを機に仮想通貨への評価を見直すことを期待しています。
この取り組みは仮想通貨市場にとって大きな一歩ですが、株式市場から見ると影響は軽微かもしれません。
今後、多くの上場企業がビットコイン以外の仮想通貨を資産として保有する時代が訪れるでしょう。
その結果、株式市場と仮想通貨市場はますます強く結びつくことになります。
仮想通貨は世界的には既に資産として認識されていますが、日本では初期の規制の影響で、株式市場と仮想通貨市場が別物と見なされることが多いです。
一部の投資家は仮想通貨に対して否定的な見解を持っていますが、その理由の多くは経済価値を測る指標がないことに起因しています。
WEB3が収益を生み出し、企業が財務諸表で予測を公開し始めると、仮想通貨を拒絶する理由はなくなります。
この動きは既に加速しており、多くの投資家が仮想通貨に興味を持ち、直接保有する時代が目前に迫っています。
MSCIによるマイクロストラテジーの指数組み入れは、この新しい時代の到来を象徴する出来事の一つと言えるでしょう。
日本市場においても、仮想通貨と株式市場の連携が進むことで、新たな投資機会が広がると期待されます。
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