トランプ氏の資産、不動産から仮想通貨への転換鮮明
ドナルド・トランプ氏の総資産約55億ドルのうち、推定33億ドル(約60%)が暗号資産や関連事業によるものであるとForbesが報じました。
SNS企業TMTGのビットコイン投資転換や、自身のNFT、WLFトークン、$TRUMPミームコインなどが資産構成を一変させ、不動産の停滞を補う形で仮想通貨が中心的役割を果たしています。政権下でも関連政策を積極推進しており、今や“仮想通貨王”とも言える状況です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c1806c9f029dd21d4ee8ee43c0c091b3d2a14fb
Forbes
仮想通貨王トランプが仕掛けるWeb3戦略

不動産王、メディア王、そしてアメリカ大統領——多分野でトップの地位を築いてきたトランプ氏が、いよいよ「仮想通貨王」とも呼べる存在になりつつあります。
仮想通貨に占める資産割合が急速に拡大しており、その内訳は主にビットコイン、ステーブルコイン、そして自身のMEMEコインが中心です。
注目すべきは、トランプ氏がこれらの資産を「投資対象」としてではなく、「事業資産」として保有している点です。
その姿勢には一貫性があり、米国内でもこれらの資産は国家戦略の一部として推進されつつあります。今後ますます、その資産価値が高まっていく可能性があります。
国のトップが、自らもプレイヤーとしてWeb3を国策として推進する姿勢には賛否があるものの、国民としては納得感のあるリーダーシップとも言えます。
日本を含め、多くの国でもWeb3を推進する動きはありますが、政治的な構造上、実行力やスピードに欠けるケースが多く見られます。
その点、トランプ大統領は、自身の影響力を直接市場に反映させるという意味で、非常に強いリーダーシップを発揮しています。
ただし、リーダー主導で進む市場は、そのリーダーの考えや姿勢のブレにも大きく影響されます。
トランプ氏の存在は、市場にとって“諸刃の剣”とも言えますが、少なくとも現時点では、彼の戦略に乗ることが仮想通貨市場で成功するための有力な選択肢となっています。
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