『ウォレットに送るだけ』が通用しなくなる日 2026年7月3日

コインチェックが仮想通貨送金時にJPKI本人確認を導入し、国内取引所からの出金ルールが変わり始めています。

ウォレットへの出金や海外サービス利用をめぐる判断が、これまで以上に慎重に求められる局面です。

これを独自のジャーナリズムで解説します。

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、 伊藤が解説します。

コインチェック、仮想通貨送金にJPKI本人確認を導入 国内初と発表 2026年7月3日 

コインチェックは、国内で初めて仮想通貨の送金時に公的個人認証サービス(JPKI)を導入しました。

対象となる送金では、マイナンバーカードのICチップをスマートフォンで読み取り、本人確認が完了しなければ送金できません。対象は一部の送金取引のみで、マイナンバーカードを持たない利用者には別の確認方法が案内されます。

導入の背景には、フィッシング詐欺やマルウェア感染によるアカウント乗っ取りなど、仮想通貨を狙った犯罪の高度化があります。

コインチェックは今後、送金だけでなくログインや日本円の出金などにもパスキー認証を順次拡大し、セキュリティ強化を進める方針です。国内の仮想通貨取引所では、安全性を重視した運営へと移行する流れが加速しています。

国内取引所から仮想通貨が出金しにくくなる理由

国内取引所から仮想通貨が出金できないという相談が増えてきました。

今何が起きているのかを解説します。

まず、2026年6月頃から国内取引所は、仮想通貨の出金時に一定の審査・監視を強化しております。例えば、コインチェックでは出金する際にマイナンバーカードの提示が求められます。

銀行でもそんなことをしたことがないというコメントがありました。仮想通貨の出金は、その一つ一つが国際送金に近い扱いになります。取引所から出金されたら、どの国でどのサービスを利用されるか制御できないため、一律で国際送金と同レベルの審査を受けます。

結果、お互いに手間がかかるため、段々と出金をしないという判断に落ち着いていきます。自分はウォレットで保管するだけだから勘弁してほしいという方もいるでしょう。ウォレットも海外取引所も、今では容易に株トークンや予測市場へ接続ができます。

これは日本の法律では禁止される見込みです。

「ウォレットに出すだけ」という行為が、法律的にグレーゾーンという立て付けになります。

国内取引所の使い方は慎重さが必要になる

抜け穴を見つけましょうという話ではありませんが、国内取引所が提供しないサービスがだんだんと立ち上がってきております。

業界の再編が起きる可能性が高いです。2028年までは、このやり方がスタンダードというものが作れません。今ある取引所からアカウント凍結されないように、慎重に使いましょう。

ニュースは、必ずしもすべてが正確とは限りません。 また、誰が発言しているかによって、同じ事実でも意味は大きく変わります。 そもそもニュースは、出来事の「一部」しか切り取って発信されないものです。
だからこそ、ニュースだけを材料に未来を断定すると、判断を誤りやすくなります。 ただし、ニュースそのものが無価値なのではありません。 読み手が、まだ読み方を知らないだけです。
無知は無能ではありません。 ニュースの構造や背景を意識して読み解く練習を重ねれば、誰でも「今の情報」から「これから起きる流れ」を捉えられるようになります。 このメディアでは、そのための視点と考え方を伝えていきます。

この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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