S&P、仮想通貨と株を統合した新指数「デジタル・マーケッツ50指数」を発表
米S&Pグローバルは7日、仮想通貨関連企業と主要暗号資産を組み合わせた「S&Pデジタル・マーケッツ50指数」を新たに立ち上げました。
同指数は、デジタル資産インフラやブロックチェーン技術に関与する35社と、S&P仮想通貨ブロード・デジタル・マーケット指数から選ばれた15銘柄の仮想通貨で構成されます。
S&Pは、仮想通貨と伝統的市場を横断するベンチマークとして、投資家に幅広いエクスポージャーを提供すると説明しました。
COINPOST
S&P新指数がもたらす仮想通貨市場の“価格基準革命

ビットコイン価格が過去最高値を更新し、市場は再びバブル相場の様相を呈しています。
仮想通貨がバブルになりやすい背景には、適正価格を算出する明確なロジックが存在しないことがあります。
そのため、市場参加者が思い思いの予測を立て、熱狂が過度になるとバブルが発生します。
こうした中、米S&Pグローバルが発表した新たな「仮想通貨産業指数」は、価格の指標として機能し、市場の健全化を促す可能性があります。
ただし、現在は通貨不安を背景にした資産バブル期であるため、新指数の登場が短期的にはかえって相場を加熱させるリスクも残ります。
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