バイナンス、PEPEとFLOKI上場
バイナンスは、ミームコインのPEPEとFLOKIを新規上場しました。
提供される通貨ペアはFLOKI/USDT, FLOKI/TUSD, PEPE/USDT, PEPE/TUSDです。
PEPEは新しいミームコインで、Uniswapでのローンチから急成長し、OKXやKuCoinでも上場しています。
しかし、PEPEの取引量の増加により、イーサリアムのガス代が高騰しています。
一方で、バイナンスは7つの通貨ペアを廃止することを発表しました。
これらはAXS/BRL, GAL/BRL, GLMR/BNB, RAD/BNB, UNI/EUR, VOXEL/BNB, YGG/BNBで、既に実施されています。
COINPOST
PEPEコイン、バイナンス上場で警鐘
バイナンスというかつての大手仮想通貨取引所で、PEPEコインというミームコインが上場され、賑わいを見せています。
PEPEコインはカエルをモチーフにした仮想通貨プロジェクトで、公式ウェブサイトでは「$PEPEは無価値」と記されています。
記事執筆時点で公開価格から40倍に値上がりし世界中で話題となりました。
倍率だけでなく無価値のものが売れるということ自体、驚くべきことと評価できます。
ただ、何事も度を過ぎることは良くありません。
この無価値なPEPEコインは、現在1000億円以上の時価総額を持っています。
無価値のものを売って1000億円にもなる理由は何も説明されていません。
仮想通貨がマネーゲームと呼ばれる構造が存在します。
PEPEコインの仕掛け人は取引所です。どこかは不明ですが、かつての大手取引所バイナンスも一員である可能性があります。
ミームコインは「事前に無価値であると宣言された仮想通貨」を意味する一般的な言葉です。
公正な価格がゼロ円なので、事業を失敗させる方法はありません。
取引所は、仮想通貨が売れる理由をよく知っています。
流動性と取引所への上場です。
最近では、ミームコインが一斉に大手仮想通貨取引所に上場されています。そして、多くのケースで取引所はミームコインの第一の保有者です。
ミームコインは突然ゼロ円になっても問題ありません。ということは実体価格はゼロ円です。
このようなケースでは、ミームコインをショート(売り)から入れば儲かる!と考える方もいらっしゃいます。
しかし、個人対取引所のマネーゲームでは勝ち目はありません。
また、取引所によってはチャートが操作されることもあるため、公平な戦いはできません。
「ミームコインには手を出さず、関与しない」というのが鉄則です。
取引所は仮想通貨市場の拡大に重要な役割を果たしてきました。
今や多くの規制があり、経営に苦しんだ取引所達は仮想通貨市場に悪影響を与えるマネーゲームであるミームコインに関与しています。
バイナンスでさえも、公然と無価値であることが宣言された仮想通貨の上場を行うようになってしまいました。
2023年は、仮想通貨取引所の価値が大きく変わる一年となりそうです。
このような状況を考慮して、仮想通貨投資家はミームコインに手を出さないように注意しましょう。
仮想通貨市場の発展と安定のためにも、堅実なプロジェクトに投資を集中させることが重要です。
また、取引所の選択も慎重に行い、信頼性の高い取引所を利用することが、安全な仮想通貨投資につながります。
今後の仮想通貨市場において、ミームコインがどのような影響を及ぼすかは未知ですが、投資家は冷静に市場を見極め、リスク管理を徹底することが求められます。
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