【伊藤が解説】大型アップデート『フサカ』後のイーサリアムは何が変わる?

イーサリアム、フサカ稼働スケーラビリティが大幅強化

イーサリアムは4日朝、「フサカ」アップグレードを完了しました。これによりバリデーターはブロブ全体ではなく一部データのみを検証でき、帯域幅とレイヤー2の運用コストが削減されます。
またブロックガスリミットは3,000万から1億5,000万に拡大し、取引速度とスケーラビリティが大幅に向上します。
次期アップグレード「グラムステルダム」では並列処理を実現するBAL導入が予定されています。

イーサリアム「フサカ」実装完了、レイヤー2取引手数料削減

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大型アップデート『フサカ』後のイーサリアムは何が変わる?

伊藤健次
伊藤健次
このニュース、伊藤が解説します。

イーサリアムの大型アップデート「フサカ」が完了し、SNSでも期待が高まる中、「結局何が変わったのか?」という質問が増えています。
技術詳細ではなく“将来への影響”に絞って解説します。

イーサリアムは元々、利用者がほぼいなかった黎明期に設計されたため、世界規模の利用増に耐えられず、2021年には実際にパンクしました。
そこで誕生したのがL2であり、イーサリアムは利用増に備え継続的にアップデートを行っています。

現在の利用者は月約300万人で、L1単体でも余裕がありますが、フサカ後は約3,000万人/月を処理できるように強化されました。
L2は今回のアップデートで、最大30億人/月規模の処理が可能になります。

これは一見過剰に見えますが、AIがオンチェーンで活動する時代にはユーザー1人あたりの取引量が100倍になると言われ、300万人でも“AI利用”だけで3億人相当の負荷になります。
つまり、30億人キャパはすぐ満杯になる可能性があります。
イーサリアムはまだアップデートの途中で、来年以降も性能向上が続きます。

今回のフサカで、イーサリアムはAI時代へ備える基盤整備が完了したと評価できます。

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この記事を書いた人

伊藤健次

日本最大級の暗号通貨サイト【COIN OTAKU】編集長 1984年生まれ 静岡県出身 慶應義塾大学 大学院 経営管理研究科 ヘルスケアポリシー&マネジメント集中コース終了 株式会社ソクラテス 代表取締役 / 国内企業暗号資産事業顧問 / 暗号資産取引所アドバイザー / 暗号資産投資アナリスト / Fintechコンサルタント / 暗号資産非公式アーティスト /YouTuber テレビ東京WBS出演 テレビ東京モーニングサテライト出演 NHKおはよう日本出演 BS11 真相解説 仮想通貨NEWS!出演 その他各メディア取材、出演

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